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富士フイルム「XF50mmF1 R WR」基本スペックと商品説明文がリーク

軒下デジカメ情報局が、富士フイルムのF1.0大口径単焦点レンズ「XF50mmF1 R WR」の基本スペック情報(噂)と海外商品説明文を掲載しました。

XF50mmF1 R WR 基本スペック

  • レンズ構成 : 9群12枚 (非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚含む)
  • 最短撮影距離 : 0.7m
  • 最大撮影倍率 : 0.08倍
  • 絞り羽根枚数 : 9枚
  • フィルター径 : 77mm
  • サイズ : φ87mm×103.5mm
  • 重さ : 845g

比較 XF56mmF1.2 R APD 基本スペック

  • レンズ構成 : 8群11枚 (非球面レンズ1枚、異常分散レンズ2枚、APDフィルター)
  • 最短撮影距離 : 0.7m
  • 最大撮影倍率 : 0.09倍
  • 絞り羽根枚数 : 7枚
  • フィルター径 : 62mm
  • サイズ : φ73.2mm × 69.7mm
  • 重さ : 405

比較対象になるのかどうか分かりませんが、「XF56mmF1.2 R APD」と比べると、絞り羽根数は2枚多い9枚構成で、最短撮影距離は同じ70cm。質量は2倍ぐらいの差がある事が確認できます。フィルター径とサイズを見る限り、実際に並べて比べてみたら一回り大きなレンズになっていそうな予感。

商品説明文で個人的に興味深かったポイントをピックアップしてみようと思います。

世界初のAF対応 F1.0レンズ : フルサイズを含むミラーレスシステムにおいて世界初のAF対応 F1.0レンズで、これまでのXFレンズよりも多くの光をセンサーに集めるとアピールしています。-7.0EVの低照度環境でAFは動作するとのこと。これまで富士フイルムは「X-T4」などで " -6.0EV " での低照度AFアピールしてきましたが、F1.0レンズの登場でさらなる低輝度環境で撮影可能になった感じでしょうか。

DCモーター採用する事により高速高精度AFを実現 : 強力なDCモーターを採用する事により、被写界深度が浅い時でも正確で高速なAFを実現していると掲載。像面位相差センサーとの組み合わせで、F1.0というかなり被写界深度が浅い状態でも高いAF性能アピールしていて、実際どのぐらいの速さと精度を実現しているのか興味津々です。

大きく滑らかなボケ味 : F1.0というかなり被写界深度が浅いレンズだけに、ボケ味を注目しているユーザーさんは多いのではないでしょうか。説明文を見る限り、大きく滑らかなボケ味を実現しており、(ピントの合っている部分は)周辺部までシャープネスは高く、かなり立体的でポートレートに最適なレンズに仕上がっている事が伺えます。ポートレートだけでなく、ストリートやライフスタイル用途での使用も提案。どのシーンで使用しても背景の仕上がりは良く、被写体を引き立たせる比類なき大口径単焦点レンズといった感じでしょうか。

防塵防滴-10℃耐低温仕様 : 防塵防滴-10℃耐低温仕様で、フォカースリングにもこだわりがあり通常のXFレンズよりも8倍正確なフォーカスリングに仕上がっているとのこと。フォーカスリングの回転角は、120°とのこと。

「XF50mmF1 R WR」は、今のところ2020年9月3日(木)発表が有力視されています。