富士フイルム XF50mmF1.0 R WR 正式発表 世界の見え方を変える究極の一本
富士フイルムが、フジノンレンズ XF50mmF1.0 R WR を正式発表しました。F1.0ながらもAFに対応した大口径中望遠単焦点レンズで滑らかで美しいボケ味を活かした写真撮影が可能と謳っています。発売日は2020年9月24日(木)、希望小売価格は200,000円+税とのこと。
XF50mmF1.0 R WR 基本スペック
- 型番 : フジノンレンズ XF50mmF1.0 R WR
- レンズ構成 : 9群12枚 （非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚）
- 焦点距離 : 50mm / 35mm換算 76mm
- 画角 : 31.7°
- 最大口径比（開放絞り） : F1.0
- 最小絞り : F16
- 羽根枚数 : 9枚
- 最短撮影距離 : 70cm
- 最大撮影倍率 : 0.08倍
- サイズ : Ø87mm×103.5mm
- 質量 : 845g
- フィルターサイズ : Ø77mm
以前から開発中である事を明らかにしていた「XF50mmF1.0 R WR」がついに正式発表。被写界深度がかなり浅いと思われるレンズだけにAF速度・精度の仕上がり具合に注目しているXユーザーさんは多いのではないでしょうか。製品ページを見ると「写真だけでなく、世界の見え方も変えてしまうような、究極の一本。」とアピールしています。
まだ量販店で予約受付を開始していないので売り出し価格はまだ分かりませんが、希望小売価格 200,000円+税となっています。個人的は25万円ぐらい行くのかなと思っていました。質量は、1kgを切っています。公式サイトでは、多くをX-T4で撮影したサンプル画像も公開しているので描画を確認できます。dpreview、imaging-resource、PhotographyBlogなどの海外映像系メディアもサンプル画像を公開済み。
様々なXフォトグラファーによるインプレッションを収録したプロモーションムービーも公開済み。この中で富士フイルム 鵜殿真一郎氏が「XF50mmF1.0 R WR」のこだわりを語っています。
- 僕らはAFがマストだと考えています
- それからもう1つは、やはり画質
- 単に口径だけのボケの量だけでなく、ボケ味、柔らかさを追求して設計しました
フォーカスリングの回転角が120°でマニュアルフォーカス精度にも配慮している事が伺え、F1.0とかなり明るいレンズだけに低照度撮影にも威力を発揮するのではないでしょうか。もちろん顔認識・瞳AFにも対応しているのでポートレート用途において魅力的なレンズになるかもしれません。