富士フイルム X-E4に対して発言を差し控える X-T5とX-H2は前向きな発言
写真家 Maarten Heilbron氏が、FujiGuys Billy Luong氏とのライブチャット動画をYouTubeに公開しました。FujiAddictが、その要点をリストアップしています。新製品関連で個人的に興味深かったポイントをピックアップしてみました。
「X-T40」
- このカメラの開発段階は把握していない
- 「X-S」は「X-T4」により近い兄弟機となる
- 「X-T30」は「X-T3」を継承する機種で、両機種は写真コンセプトである
- 「X-Tラインアップ」がどのような展開になるのか見守る必要がある
「X-H2」と「X-T5」
- 「X-H2」と「X-T5」は登場するはず
- 富士フイルムは、いつも顧客のために新製品開発を行っている
- 顧客は、富士フイルムカメラのダイヤルとスタイルを気に入っている
「X-E4」
- 登場するのかしないのか、将来的な製品についてはっきり話す事はできない
- ビリー氏は、「X-E3」の軽量コンパクトなデザインが好きである
- 良好な画像品質を維持しつつ小型化する事はあり得る
- 「X-E3」よりもチルト式モニタを採用している「X-T30」を選ぶ人がいる
「X-H2」
- 色々話すのは時期尚早でお楽しみ
- 写真家は、グリップとシャッターボタンを気に入っている
- 「X-H1」は独自性(ユニーク)がある機種であるが、ビリー氏は投入時期を間違えたと思っている (X-H1発売後、それほど待たずして新センサーを搭載したX-T3が発売されたため)
- 「X-H1」は、現時点でテクノロジー的に古い機種であるが、優れた所が多くある
- ビリー氏は、「X-Hライン」の開発継続に期待を寄せている
- 一部のユーザーは、エルゴノミクスに基いた機種であると感じており、これは重要な事である
「GFX」
- 「GFX」のピクセルシフト(ハイレゾショット)はまだ開発中で対応時期は不明であるが、「GFX100」で利用可能になる
- 「GF80mmF1.7」を予定しており、富士フイルムはGFX写真がF値の明るいレンズを望んでいる事は理解している
「X-S10」が発表されたばかりで今後のミドルクラスXカメラの展開はなかなか話す事はできないのではないでしょうか。最近「X-E4」の噂が登場し、将来的に「X-T40」も登場するのかどうか気になるところ。「X-T5」と「X-H2」に関して詳細は語っていないものの、決して否定はしておらず前向きな発言に感じます。