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富士フイルム「X-H2 ピクセルシフト撮影 内部生成は ご要望が多ければ頑張るかもしれない」

Gizmomo freaksが、体験イベント「Xフェスin六本木」で行った富士フイルム 藤沢美智子さん インタビュー動画を公開しました。新型Xカメラ「X-H2」の興味深い内容となっており、その中から3つをピックアップしてみました。

「X-H2」の160MP ピクセルシフトマルチショット 内部生成対応は、みなさんのご要望が多ければ頑張るかもしれない

Q : 1億6千万画素相当のピクセルシフトマルチショットは、PCの専用ソフトで処理する必要がありますが、競合他社で同様の機能はボディ内で生成できる機種がありますが「X-H2」で何で対応していないのでしょうか? プロセッサも新しいですよね?

A : すごく大変なんですよ…(笑)。画素数が4000万画素あり、画像処理も色々できる範囲のもをあちらからこちらまで詰め込んでおり、技術的に出来ない事はないかもしれないので、将来的に皆様の意見がものすごく多ければ頑張るかもしれないです。

「X-H2」はピクセルシフトマルチショットに対応しており、20枚の画像を1枚に処理する事で1億6千万画素相当の超高解像画像を取得可能になっていますが、内部生成に対応しておらすPC上で専用ソフト「Pixel Shift Combiner」で処理する必要があります。将来的に「X-H2」は、ピクセルシフトマルチショット 内部生成に対応するかもしれません。

積層型センサーは高額

Q :「X-H2S」より「X-H2」の方がお手頃価格 (市場想定価格 26万円前後) なのですが?

A : 「X-H2」は結構頑張ってお手頃価格で提供しています。「X-H2S」より「X-H2」の方が少しお手頃価格になっており、おそらく「X-H2S」の方は積層型センサーを搭載しているのもあって少し掛かっちゃったのかな~と。

「X-H2S」ボディの売り出し価格は30万円を超えていましたが、「X-H2」は26万円スタートとなっておりこの価格差に驚いたXユーザーさんはいるのではないでしょうか。「X-H2」は「XF16-80mmF4 R OIS WR」とのレンズキット (33万円前後) も用意されます。

早目の予約がお勧め

Q : 発売日は2022年9月22日で予約はこれからガンガン入ってきますよね?ここ最近、各社は資材調達を含め大変な思いをされてますよね。

A : お早目の予約をお勧めしたします。(資材調達が)大変なので早く注文していただいた方から早くお届け出来ますのでお早目の注文をお待ちしています。

ちょっとセールストーク的なニュアンスがあるもののカメラ市場は半導体・部品などの供給不足が顕著なので、すでに「X-H2」の購入を決めた方は予約購入が確実です。

他にも「X-H2」のISO感度耐性、IBIS、1/18万秒 電子シャッター、AF、スムーススキン・エフェクト、新レンズ「XF56mmF1.2 R W」など興味深い内容となっており「X-H2」に興味のある方にお勧めのインタビュー動画となっています。