富士フイルム Xカメラ ファームウェアアップデート 内容とスケジュールを告知
富士フイルムが「X Summit TOKYO 2024」を開催しました。その中でXカメラのファムウェアアップデートの内容と公開スケジュールを告知しました。
2024年春
- 動画撮影中の赤枠表示 … X-H2S/XH2
- タッチパネル上でタップし被写体を選択(切り替え)し追尾AF … X-H2S/X-H2/X-T5/X-S20
- 電子シャッター使用時の被写体検出 … X-H2S/X-H2/X-T5/X-S20
- 追尾性能向上 … X-H2S/X-T5/X-S20
赤枠表示と電子シャッター時の被写体検出は、中判ミラーレス フラッグシップ機「GFX100II」に搭載されていた機能になります。今年のXカメラは、きっちりファームウェアアップデートで機能を強化する方向である事が伺えます。ただし " 第5世代 " の最新モデル前提な印象。
2024年夏
- フィルムシミュレーション REALA ACE に対応 … X-H2S/X-H2/X-T5/X-S20
- FT-XHなしで Frame.io Camera to Cloud に対応 … X-H2S/X-H2
今回新型「X100VI」に搭載されたフィルムシミュレーション " REALA ACE " は、2024年夏に第5世代Xカメラすべてに対応予定となっています。もともと " REALA ACE " は「GFX100II」に搭載されたフィルムシミュレーションで忠実な色再現性とメリハリのある階調表現を併せ持つ色調です。
「X-H2S/X-H2」は、ファイルトランスミッター FT-XH なしでもクラウドサービス " Frame.io Camera to Cloud " に対応する予定とのこと。