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富士フイルム 決算発表 (2024年4月-6月実績) イメージングは大幅増収・増益

富士フイルムが、2025年3月期 第1四半期 (2024年4月~6月実績) の発表を行いました。イメージングは前年同期比で大幅増収・増益を達成。前年同期比で売上高は1,307億円(+24.2%)、営業利益は325億円(+38.9%)とのこと。

イメージングは、チェキ・インスタントフォトシステム・カラー印画紙などを含むコンシューマーイメージングと、X/GFXカメラ・シネレンズ・放送用レンズなどを含むプロフェッショナルイメージングに分かれています。

富士フイルム決算

イメージング部門の連結売上高は、1,307億円(前年同期比24.2%増)となりました。当部門の営業利益は、325億円(前年同期比38.9%増)となりました。

コンシューマーイメージング事業では、インスタントフォトシステムinstaxの販売が好調に推移し、 売上が増加しました。2024年6月には、ワイドフォーマットのアナログインスタントカメラ「instax WIDE 400」の発売、及び音声メッセージを録音できる機能を有するハイブリッドインスタントカメラ 「instax mini LiPlay」のリニューアルを発表しました。

プロフェッショナルイメージング事業では、デジタルカメラの販売が好調に推移し、売上が増加しました。2024年6月には、「GFXシリーズ」の最新モデル「FUJIFILM GFX100S II」、及び「Xシリーズ」の 最新モデル「FUJIFILM X-T50」と、レンズ2本を発売しました。今後も、「GFXシリーズ」ではラージフ ォーマットによる圧倒的高画質を、「Xシリーズ」では画質とサイズのベストバランスを実現し、魅力的な製品を提供していきます。※決算短信資料(PDF)より

イメージング 2024年4月~6月実績 ※()は対前年同期比

  • イメージング全体 … 売上高 1,307億円(+24.2%) / 営業利益 325億円(+38.9%)
  • コンシューマーイメージング … 売上高 746億円(+17.8%)
  • プロフェッショナルイメージング … 売上高 561億円 (+33.8%)

チェキが属するコンシューマーイメージングも、X/GFXシリーズが属するプロフェッショナルイメージングも好調である事が伺えます。 プロフェッショナルイメージングの売上高はここ数年、徐々にコンシューマーイメージングに近付きつつある印象。以前はプロフェッショナルイメージングの売上高はコンシューマーイメージングの半分ぐらいだったような記憶。

通期見通し

イメージング 通期見通し (2024年4月~2025年3月)

  • 売上高 … 5,100億円 (前年度 4,697億円)
  • 営業利益 … 1,120億円 (前年度 1,020億円)

今年度のイメージング通期見通しも掲載しています。現時点におけるイメージングの通期見通しは、売上高 5,100億円、営業利益 1,120億円となっており、前年度を上回る売上高・営業利益を見通しています。決算発表ごとに通期見通しが更新されるので、Q2/Q3/Q4決算になるごとにリアルな数字になっていきます。

今年度のイメージングの売上高が5,000億円を超えるのかどうか注目です。