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富士フイルム「在庫不足は成功の代償」

phototrendが、フランスで開催された「Salon de la Photo 2024」富士フイルム インタビュー記事を掲載。個人的に興味深かったポイントをピックアップしてみました。

XF16-55mmF2.8 R LM WR II

元記事はフランス語となっており、自分はフランス語は分からないので機械翻訳の力を借りて日本語と英語に翻訳し双方を比べてまとめています。インタビューに応えたのは、仏 富士フイルム フォト部門ディレクター Franck Bernard氏とのこと。

Q : 写真市場において特にAPS-Cセグメントに関するデータはありますか?

A : GFKのデータは特に APS-C をターゲットにしている訳ではなく、フルサイズ市場以外すべてを対象としています。このセグメントでは、APS-Cとフルサイズのおかげで我々はリーダーであり、約40%市場シェアを獲得しています。

GFKは、ドイツのマーケティングリサーチの企業 " GfK " の事を指しているのかもしれません。間違えていたらごめんなさい。あと " APS-Cとフルサイズ " と表現しており、本当は " APS-Cと中判 " と言い間違えしちゃったのかなと思うことも。なのでフルサイズ以外の市場で約40%のシェアを獲得といった感じでしょうか。

Q : 2024年 富士フイルムはどのような状況にあるのでしょうか?

A : 富士フイルムは、中判とXシリーズ全般で非常に好調な状況です。唯一苦しんでいるのは製品の入手性であり、成功の代償と言えるでしょう。

富士フイルムのカメラは在庫不足が顕著で、特に日本市場の在庫状況は芳しくない印象。Franck氏は " 成功の代償 " と表現しています。