富士フイルム「X-T30III」と「XC13-33mmF3.5-6.3 OIS」を正式発表
富士フイルムが、Xカメラ「X-T30III」と新たなキットレンズ「XC13-33mmF3.5-6.3 OIS」を正式発表しました。「X-T30III」ボディは2025年11月下旬発売予定、「X-T30III+XC13-33mmF3.5-6.3 OIS」 レンズキットは12月発売予定、「XC13-33mmF3.5-6.3 OIS」 単体は2026年1月の発売を予定しています。

X-T30III
「X-T30III」はEVFがレンズ軸上にある小型軽量コンセプトのXカメラ。質量は378gながらも、2610万画素 X-Trans™ 裏面照射型 CMOS 4 センサー、高速画像処理エンジン(プロセッサ) X-Processor 5 を搭載。「X-T50」や「X-M5」でお馴染みの " フィルムシミュレーションダイヤル " を採用しています。「X-T30II」と比べると新型「X-T30III」は約2倍の高速処理を実現しているとのこと。もちろん顔・瞳AFに対応しており、ディープラーニング技術を採用した被写体認識AF (動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローン) にも対応しています。
動画性能は、6.2K30p 4:2:2: bit 内部記録、4K60pハイフレームレート撮影などに対応。縦構図の9:16ショート動画モードも採用し、SNSとの親和性も高めています。美肌モードは弱/中/強の3段階。処理が高速になった事で動画トラッキングAF性能にも期待が高まります。ちなみに電子手ブレ補正も搭載。
XC13-33mmF3.5-6.3 OIS
「XC13-33mmF3.5-6.3 OIS」は、Xズームレンズの中で最小・最軽量の広角から標準域までカバーするズームレンズに仕上がっています。ワイド端が広角寄りになり製品ページのキャッチコピーは " 軽さで選ぶ、広さで魅せる " となっており、OISの手ブレ補正は4段分効果でストリートスナップからテーブルフォトまで様々なシーンで気軽に撮る喜びを感じさせてくれるズームレンズに仕上がっているかもしれません。