ハッセルブラッド Lunar は、NEX-7とは違うカメラに仕上がっている
The me が、オーストラリア出身で香港を拠点に活動している写真家 ブラッド・モリス氏によるハッセルブラッド Lunar のファーストインプレッションを掲載しています。どうやら使い勝手においてNEX-7と違う使用感なようです。
- ハッセルブラッド Lunar は、ソニー NEX-7をパッケージし直した機種で5000ドルするカメラである
- 最初誰がこの機種を購入するのだろうか?と思った
- 木製グリップやボタンやダイヤルのファンキーな形状がまず目に飛び込んでくる
- …が、ボタンなどがチープに感じるプラスティック製でキヤノン EOS Kiss シリーズなどで採用されている同じぐらいの品質に感じる
- キットレンズは、ソニー 18-55mm でボディには、"ハッセルブラッド" の名が刻まれている
- 画質とレンズの光学性能は、NEX-7と同じであると思われる
- 内蔵EVF用に大きなアイカップが用意されている
- 手に取ってみるとLunarは、NEX-7よりも重い
- この重さは、NEX-7よりもシャッター時の手振れを弱めてくれるように感じる
- ボディ自体の質感は、NEX-7が日本の大衆車のドアだとすると、Lunarは高級欧州車のドアという感じ
- シャッターボタンの感触も良い
- NEX-7にはTri-Dial Navi(トライ ダイヤル ナビ)が採用されているが、Lunarには採用されていない
- ボタン類は、角がシャープで指に触れた時が快適ではなく、しかもかなり硬めな押し心地
- 確かにハッセルブラッドのカメラを収集している一部のファンがいることは確かである
- このLunarを購入して撮影に出かけているユーザーの姿を想像できないのだ
- Lunarは、NEX-7を引き継いだカメラではないようだ
夏の発表が期待されているハッセルブラッドのミラーレス機 Lunar ですが、これがネットに掲載された最初のファーストインプレッション記事のようです。
良い部分としては、シャッターの感触やボディの重さに大きいアイカップを挙げていますが、特に使い勝手の部分に関してはそれほど評価していないファーストインプレッション記事になっている印象です。
元記事にはカール・ツァイス Eマウント Xマウント Touits レンズの簡単なレビューも掲載されていています。