ハッセルブラッド CEO Perry Oosting氏 辞任 経営体制変更へ
ハッセルブラッドが、CEO Perry Oosting氏が来週辞任する予定である事を発表しました。先日DJIがハッセルブラッド株式の過半数を取得したばかりですが、経営体制が変更されるようでハッセルブラッド顧問であるPaul Bram氏が新CEO就任する模様です。
今回のプレスリリースの冒頭に " DJI " の名前も登場し、Perry Oosting氏がDJIとの提携を実現させた実績を讃え一区切りとしCEOを退き取締役会顧問に落ち着く模様。さらにDJIとの関係が深まっていく事が伺えます。現在バックオーダーを抱えなながらも中判ミラーレス機 X1Dの市場投入が遅れているハッセルブラッドですが、Mirrorless Rumorsは、DJIはハッセルブラッドの製造プロセスをスピードアップさせるために株式の過半数を取得する必要があったのではないか?と推測しています。
dpreviewは、2015年にハッセルブラッドとDJIが提携し、DJIがハッセルブラッドが出資した事により H6D や X1D が開発された背景も伝えています。そしてこの10年は不安定な経営状態である事もソニーベースのLunarを例に挙げ指摘しています。
好調なDJIのビジネス手法と75年の歴史があるハッセルブラッドのイデオロギーが上手く足りないところを補い合えれば良いのですが、研究開発とソフトウェア開発自体は、今後もスウェーデンで行う模様です。生産自体は、DJIの血が入ってくるのかな?と想像してしまいました。