ハッセルブラッド「X1D II 50C」と「CFV II 50C」を発表
ハッセルブラッドが、中判ミラーレス機「X1D II 50C」とデジタルバック「CFV II 50C」を発表しました。「X1D II 50C」は、5000万画素センサー、3.6インチ タッチパネル、369万ドット 有機EL EVF、14stop ダイナミックレンジ、16bit RAW、中判カメラながら質量650g、直感的なユーザー エクスペリエンス、USB充電、iPad Proとの連携など実現した機種に仕上がっている模様。
ハッセルブラッド X1D II 50C 基本スペック
- 撮像素子 : 5000万画素センサー (43.8×32.9mm)
- 画像サイズ : 8272×6200px
- ISO感度 : ISO100~25600
- ハッセルブラッド ナチュラルカラー ソリューション
- 高速連写 : 2.7コマ/秒 (RAW)
- 背面モニタ : 3.6インチ 236万ドット 24bit タッチパネル 60fps
- EVF : 369万ドット 有機EL EVF
- USB : USB 3.0 Type-C
- Wi-Fi & GPS
- デュアルカードスロット : UHS-II SDカード
- サイズ : 48 x 97 x 70 mm
- 質量 : 650g / 766g (バッテリー・SDカードを含む)
2世代目にあたる「X1D II 50C」は、EVF解像度、背面モニタの大型化、起動速度、リフレッシュレート、シャッターラグ、ブラックアウト時間、Jpeg画質の向上など基本性能を引き上げた中判ミラーレス機に仕上がっている模様。USB充電やiPad Pro / iPad Air (2019)に対応し、プレスリリースによると、海外で2019年7月発売予定、希望小売価格は 4500ユーロ / 5175ドル / 4050ポンドとなっています。競合機である富士フイルム GFX 50Rを意識した価格設定の模様。
9本目にあたるズームレンズ「XCD 3,5-4,5/35-75」も発表。スペックシート(PDF)によるとインナーフォーカスを採用し、最短撮影距離はズーム全域で60cm、フィルター径は77mm、質量 1115gとなっています。海外で2019年10月発売予定、希望小売価格は 4500ユーロ / 5175ドル / 4050ポンド。
同じく5000万画素センサーを搭載したデジタルバック「CFV II 50C」も同時発表。「CFV II 50C」の価格と出荷時期は発表しておらず、プレスリリースによると詳細を年内に告知する予定とのこと。907Xカメラボディにより、Vシステムレンズから最新のXCDレンズまで、さまざまなハッセルブラッドのレンズの使用が可能になる模様。
今回「X1D II 50C」と「CFV II 50C」に対応した新アプリケーション「PHOCUS MOBILE 2」も発表し、iPad Pro と iPad Air (2019)に対応、外出先やスタジオへの迅速なワークフローを実現している事もアピールしてています。画像のインポート/エクスポ―ト、編集、テザー撮影、カメラのコントロールなどなどをサポートしている模様です。