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ハッセルブラッド 設計哲学ムービー「Hasselblad's Home」を公開 第1弾はX1D

ハッセルブラッドが、ハッセルブラッドのデザイン(設計) 哲学を伝える開発背景を描くプロモーションムービー「Hasselblad's Home」の第1弾をYouTubeに公開しました。エピソード1は、Xシステムのデザイン背景に迫る内容。公式サイトに関連ページも掲載されています。

第1弾はデザインの源を解説しています。ハッセルブラッドとってデザインは、写真家とのエモーショナルな繋がりで、長年に渡って賞賛され長く使用される製品を創り上げる事であると定義しています。世界初のコンパクトな中判ミラーレスシステム開発時の目標は、世界中のクリエイターを奮い立たせる製品を造り上げる事だった模様。これまでの中判カメラより半分の質量で旅行写真家を念頭に開発進めた事を明らかに。高品質ながらも快適に持ち運べる中判ミラーレス機といった感じでしょうか。

すべてのハッセルブラッド新製品に適用可能なデザイン言語であり、2世代目にあたる「X1D II」や「907X」はそれを象徴とするデザインで、スカンジナビアの感性と素晴らしい(美しい)パフォーマンスを含んでいるそうです。オリジナルでありクラシックなVシステムを参考にし、ハッセルブラッドのエッセンスを散りばめながら明確に個性を持ったハイパフォーマンスな製品を造りたかったとのこと。正面から見た印象や、シンプルで一貫性ある要素などを引き継いでいる模様。

関連ページの方もほぼ同じ事が掲載されており、シャッターボタンの " オレンジ " は…

鮮やかなアクセントとして考案されたオレンジ色のボタンは、落ち着いたスカンジナビアンの美的感覚と上手くバランスをとってデザインを完成させる最後のタッチとしても機能しています。また優しさと情熱、そして写真への愛と個人的なエンゲージメントといったハッセルブラッドブランドを構成している要素のシンボルでもあります。

…と掲載しています。

国内で初代「X1D」は2017年5月に発売され、2世代目となる「X1D II」は2019年6月に発売された5000万画素センサー搭載 中判ミラーレス機になります。なぜこの時期に「Hasselblad's Home」を公開したのか…そう遠くない将来に3世代目の新型機を予定しているのかな?思わず期待してしまいました。