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ライカQチタングレー と ズマロンM f5.6/28mm 正式発表

ライカが、フルサイズセンサー搭載プレミアムコンパクト機の新カラー " ライカQチタングレー " と オールドレンズを最新の光学技術で復刻した" ライカ ズマロンM f5.6/28mm " を発表しました。

ライカQチタングレー | Leica Q Titanium gray

ライカQチタングレー

フルサイズセンサーと高性能な明るいレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラの新カラー「ライカQ チタングレー」。落ち着いた印象のブラックカラーを採用している現行デザインのライカQに対し、「ライカQ チタングレー」はトップカバーとベースプレート、そしてカメラの背面にチタングレーのペイントを施しています。プレシャスなメタルと、レンズやレザーのブラックとのコンビネーションが新しいカラーリングスタイルを採用し、ユニークで洗練された、そしてプレミアムでありながら重厚感のある佇まいに仕上がっています。また、「ライカQ チタングレー」は、距離指標と焦点距離が、現行カラーのブラックのモデルとは異なり赤で刻印されています。さらに、クライミングロープから作られた頑丈でカメラのカラーリングとマッチするキャリングストラップがセットになっています。※オフィシャルサイトより

2400万画素フルサイズCMOSセンサーを搭載し、レンズはライカ ズミルックス28mm F1.7を採用したコンパクト機でスペック自体はノーマルモデルと同じ模様です。

ライカ ズマロンM f5.6/28mm | Leica Summaron-M 28mm f/5.6

ライカ ズマロンM f5.6/28mm

ライカM型カメラは、現行のMレンズはもちろんのこと、過去に製造されたMレンズを使用して撮影することも可能です。実際に今でも、いわゆるオールドレンズがあえて選ばれることは少なくありません。オールドレンズではレンズの個性が表れた味のある描写が可能で、その描写を再現するのは最先端の画像処理ソフトでも困難なのです。そんなオールドレンズの中でも、50年以上前に製造された「ズマロンM」は、現在でも特に人気が高い超コンパクトな広角レンズです。その「ズマロンM」が、デザインをわずかに変更して、6ビットコード付きのライカ Mバヨネットマウントを採用して再登場しました。※オフィシャルサイトより

ライカ ズマロンM f5.6/28mmの基本的なスペックは…

  • 画角 (対角、水平、垂直) : 75°、65°、46°
  • レンズ構成 : 4群6枚
  • 入射瞳位置 (無限遠) : 2.4mm (光入射方向で)
  • 有効撮影距離 : 1m - ∞
  • 最少撮影範囲 / 最大撮影倍率 : 801x1201mm / 1:33.41
  • 制御方式 /設定方法 : クリック式
  • 最小絞り : 22
  • バヨネット : ライカ M-ライカ クイックチェンジバヨ ネット(デジタルM用6ビットコード付)
  • フィルター : E34ねじ込み式
  • レンズフード : クリップオンタイプ (付属品として同梱)
  • ファインダー : カメラビューファインダー
  • 表面処理 : シルバークローム
  • サイズ : 18mm x 51mm
  • 質量 : 1065g
  • 対応カメラ : 全ライカMシリーズ機種

1955年から1963年まで製造された、スクリューマウント方式を採用した同名のレンズ復刻版とも言える新型レンズとのこと。個性のある描写を実現するオールドレンズとして知られていて、コンパクトな構造と描画力を引き継ぎフィルム写真のような描写を実現している模様。サンプル画像も公開されています。