ライカ M10 正式発表 ISOクリックダイヤルを採用 ボディはスリム化
Leica Camera AGが、ライカ M10を正式発表しました。新開発2400万画素CMOSセンサーを搭載、描画エンジン LEICA MAESTRO II、ISOクリックダイヤル、ISO100~50000、ファインダー倍率 0.73倍、高速連写 5コマ/秒、M型フィルムカメラのようなスリムなボディを実現したライカMシステムの新たな歴史を刻む機種に仕上がってるとのこと。
伝統と革新技術の融合により、写真撮影に本当に必要なものだけがここに凝縮されています。コンパクトなサイズ、磨き上げられた性能、そしてトップカバーに新たに設けられたISOクリックダイヤルによって、MフォトグラファーがM型カメラに望むものを確実に実現しています。
レンジファインダーカメラの開発で60年以上、M型デジタルカメラで11年にわたり積み重ねた専門知識、そして世界中のMフォトグラファーから届いた貴重なフィードバックをもとに、最もスリムなM型デジタルカメラ「ライカM10」が誕生しました。※オフィシャル製品ページより
- 製品名 : ライカM10 (Typ 3656)
- コード : ブラッククローム 20000 シルバークローム 20001
- 型式 : デジタルレンジファインダーカメラ
- レンズマウント : ライカ M バヨネットマウント方式 6 ビットコード検知センサー付き
- 撮像素子 : 2400万画素CMOSセンサー
- 描画エンジン : LEICA MAESTRO II
- 記録画素数 : DNG 5976×3992画素 Jpeg 5952×3968画素
- バッファメモリー : 2GB
- 記録媒体 : SDカード SDHCカード SDXCカード
- 測光方式 : 実絞りによるTTL 測光
- ISO感度 : ISO100~50000
- ファインダー : 大型ブライトフレームファインダー 0.73倍
- 背面モニタ : 3.0型TFT液晶 1,036,800ドット 視野率100%
- シャッタースピード : 絞り優先AEモード 125~1/4000秒 マニュアル露出モード 8~1/4000秒
- 高速連写 : 5コマ/秒 最大30~40コマ
- バッテリー : BP-SCL5
- Wi-Fi & GPS
- サイズ : 139mm×80mm×38.5mm
- 質量 : 660g(バッテリー含む)
去年の秋あたりから噂され続けた " ライカ M10 " がついに発表されました。噂ではTyp表記がなくなると噂されていましたが、オフィシャルからダウンロード可能なテクニカルシートを見てみると一応 " Typ 3656 " と付けられている模様。
ライカ M10の特長として…
- M型フィルムカメラのようなスリムなボディ : トップカバーの奥行がわずか33.75mmと、M型フィルムカメラと同等のサイズを実現
- 広いISO感度域 : ISO 100~50,000に対応
- ISOクリックダイヤル : 操作性が向上
- 直感的な操作性
- 最適化されたビューファインダー : 視界を30%広げ、ファインダー倍率を0.73に引き上げ、アイレリーフも50%大きく広げ最適化
- 高速の連写性能 : 最高5コマ/秒の連写を実現 2GBのバッファメモリーを搭載
- 新しいイメージプロセッサー : 次なるクオリティレベルに到達 最新世代のイメージプロセッサー「LEICA MAESTRO II」
- 新開発の2400万画素フルサイズCMOSセンサー : 卓越した描写性能を実現
- 優れた耐久性、堅牢なボディ : 高強度なマグネシウム合金のフルメタルで、トップカバーとベースプレートは無垢の真鍮から削り出し、液晶モニターのカバーガラスはゴリラガラス
- 「お気に入り」メニューで自由に設定
- Wi-Fi機能を搭載 : RAWファイルをダイレクトに送信可能 リモート操作にも対応
- 快適なピント合わせ : 素早く正確に 背面モニターは拡大機能とフォーカスピーキングに対応
…を挙げています。
すでにサンプル画像が多数掲載され、DNG(RAW)もダウンロード可能となっています。加えて日本語版の取扱説明書(PDF)とテクニカルデータ(PDF)もダウンロード可能です。