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「ライカM11-D」発表 デジタル世界にフィルムカメラの体験をもたらすM型カメラ

ライカカメラAGが、デジタルの世界にフィルムカメラの体験をもたらすM型カメラ「ライカM11-D」を正式発表しました。カラーバリエーションはブラックのみ。

ライカM11-D

以前からライカは背面モニタを省いたモデルを展開していますが、M11ラインでも「ライカM11-D」を投入してきました。背面はモニタの代わりに " ISO感度ダイヤル " が配置されています。「ライカM11-D」は背面モニタが採用されいませんが、スマートフォンがカメラディスプレイとして使用可能なるとのこと。ライカは " Leica FOTOS " アプリに対応している事をアピールしており、データの転送、リモートコントロール、ジオタグ、Adobe Lightroom、Capture One Pro、Darkroom appでの直接編集などの操作が可能になるそうです。ちなみにライカカメラのシンボルマーク的な " レッドドット " も省かれています。

「ライカM11-D」は最新世代のM型カメラなので6000万画素 裏面照射型(BSI) CMOSセンサーを搭載し、ISO64-ISO50000、内臓メモリ256GB、マグネシウムとアルミニウムを採用したフルメタルボディで傷つきにくい仕上げとのこと。ちなみに6000万画素 裏面照射型(BSI) CMOSセンサーは、トリプルレゾリューション・テクノロジーが搭載されており 6000万画素 / 3000万画素 / 1800万画素 に対応しています。

ライカストアマイアミの「ライカM11-D」の売り出し価格を見てみると9,395ドルとなっています。単純に現在のレートで円換算してみると約133万円に。

「ライカM11-D」は必要最小限デザインを施した控えめなで純粋なM型ライカであり、写りは最新世代のM型ライカを引き継いだカメラと言えるのではいでしょうか。

これ以降はデジカメライフ雑談になります。

富士フイルムの「X-Pro」シリーズの話になるのですが、「X-Pro3」はギミック的な隠しモニタ仕様となっています。「X-Pro4」の背面仕様がどうなるのか気になるところ。「M11-D」のように背面モニタを省略してしまうのか、引き続き隠しモニタ仕様にするのか、固定式モニタになるのか、一般的な可動式モニタ (チルトやバリアングル) になるか色々想像してしまいます。