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ライカM モノクロームは、モノクロ写真においてM9より高感度耐性は上である

Red Dot Forum がモノクロ写真においてライカM モノクロームとライカ M9でISO別高感度耐性テストを実施したレビューを掲載しています。撮影場所は教会内部、レンズはAPO-Summicron 50mm ASPH を使用して、すべての画像はLigtroom 4で処理されているそうです。

ライカM モノクロームとライカ M9の高感度比較

まずISO320に比べた画像はこれなんですけど、この時点でM9はノイズが浮き始めていますし、露出も落ちてきているように感じますね。

ライカM モノクロームとライカ M9の高感度比較

ISO640になるとノイズ量の差も顕著になってきます。しかもISO320と比べるとM9は大幅にノイズが増え始めているのに、M モノクロームの方はややノイズが増えた程度でほとんど変わらず。

ライカM モノクロームとライカ M9の高感度比較

ISO1250になるとモノクロといえどもM9の方のノイズはちょっと厳しい印象ですよね。M モノクロームの高感度耐性の良さがよく分かるのがISO1250前後ということでしょうか。

ライカM モノクロームとライカ M9の高感度比較

ISO2500になるとM モノクロームもノイズが気になってきたかな~っという感じで、まだシーンによってはモノクロ写真として味になるノイズ量なのかな~っと。でもM モノクロームの高感度耐性はの良さは、M9と比べた限り素養は良さそうです。

このサンプル画像は、100%等倍で切り取っているようなので、ISO3200ぐらいは常用範囲なのかもしれませんね。基本ノイズリダクションはオフで撮影しているそうです。

Red Dot Forum のこの記事にはISO10000まで比較したサンプル画像が掲載されていますし、このシーン以外にも花の箇所を100%等倍に切り取ったISO比較画像も合わせて掲載していますので、被写体の質感の違いで出てくるノイズの性格(?)も確認出来ますので、興味のある方は是非♪