ニコンが、最長焦点距離 AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR を発表
ニコンが、AFニッコールレンズ史上最長焦点距離の AF-S NIKKOR 800mm F5.6E FL ED VR を発表しました。専用テレコンバーター AF-S TELECONVERTER TC800-1.25E ED も用意され、1.25倍の1000mmに拡大可能とのこと。
- オートフォーカス(AF) NIKKORレンズ史上最長となる焦点距離800mm、開放F値5.6のFXフォーマット対応超望遠レンズ
- 蛍石レンズ2枚を採用。蛍石レンズは非常に高い精度が要求されるニコンの半導体露光装置用レンズとしても使用されており、赤外線から紫外線領域での高い透過率、可視光域での優れた色収差補正力を発揮
- EDレンズを2枚採用し、シャープな描写と優れた光学性能を実現
- ゴースト、フレアーに対して、優れた反射防止効果を発揮する「ナノクリスタルコート」を採用
- テレコンバーターを装着して高速連続撮影をする際に有効な電磁絞り機構を採用し、安定したAE制御が可能
- 手ブレ補正効果4.0段(シャッタースピード)の手ブレ補正(VR)機構を搭載
- 軽量化に大きく貢献する蛍石レンズに加え、鏡筒にはマグネシウム合金を採用し、堅牢性と軽量化を両立
AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR の基本的なスペックは…
- 焦点距離 : 800mm
- 最大絞り : f/5.6
- 最小絞り : f/32
- レンズ構成 : 13群20枚 (ED レンズ2枚、蛍石レンズ2枚、ナノクリスタルコートあり) 他保護ガラス1枚
- 画角 : 3°10′ (DX フォーマットカメラ装着時:2°)
- 最短撮影距離 : AF時5.9m、MF時5.8m
- 最大撮影倍率 : AF時1/6.6倍、MF時1/6.4倍
- 絞り羽根枚数 : 9枚 (円形絞り)
- アタッチメントサイズ : 52mm (P=0.75mm)
- サイズ : 160 × 461mm
- 重量 : 4590g
AF-S TELECONVERTER TC800-1.25E ED の基本的なスペックは…
- 合成焦点距離 : 主レンズの1.25倍
- 合成絞り値 : 最大 f/7.1、最小 f/40
- 最短撮影距離 : 主レンズと同一
- 撮影倍率 : 主レンズの1.25倍
- レンズ構成 : 3群5枚(EDレンズ1枚)
- サイズ : 62.5 × 16 x 29mm
- 重量 : 135g
スポーツ、報道、野生動物写真に威力を発揮しそうな超望遠レンズって感じですね♪ 発売予定日は2013年4月、そして希望小売価格は 2,121,000円 (税抜 2,020,000円)となっています。
4段分の手ブレ補正、安定した露出を実現する電磁絞り機構で「決定的な瞬間」を逃さない仕様でニコンの力の入れ具合が伝わっくる FXフォーマット対応 超望遠レンズですね。