ニコン AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED は、解像度が高く歪みが少ないレンズ
DxOMark が、ニコンのFXフォーマット対応ズームレンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED のレビューとスコアを掲載しています。超広角ズームレンズとしては、解像度が高く歪みが少ないレンズと評価しています。その反面周辺減光が目立つとのこと。
- 総合スコアは、" 28 " でAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDは、超広角ズームレンズの中で非常に良いパフォーマンスを発揮しているレンズである
- AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8G ED と同等のレベルに達している
- 視野の広い超広角レンズということを考えると、解像度(Sharpness) : 17P-Mpx と非常に良好なスコアなのだ
- 超広角ズームレンズは歪みが…と思う方もいるかもしれないが、平均0.4%と非常に低い値になっている (実際は、14mmで1.1%の歪み)
- その反面、周辺減光(vignetting)の数値が高く、平均は-1.6EVで、14mmは-2.4EVという結果に
- F8までは非常に全体的に画像品質は高く、それ以降は回折現象が現れる
- トキナー AT-X 16-28mm f/2.8 Pro FX と比べると、ニッコールレンズの解像度の高さを認識できるし、総合スコアも引き離している
- ちなみにトキナー AT-X 16-28mm f/2.8 Pro FX と AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR は、ほぼ同じスコアであることを付け加えておく
- 風景写真家は、古いレンズ AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED と 新しい AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR をレンズの重量やフィルターの互換性の為にすでに愛用しているかもしれないが、より広角で確かな解像度を求める場合価格は張るがこのAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED を考慮しても良い超広角ズームレンズではないだろうか
高価なレンズだけに解像度も高く歪みが少ない超広角レンズに仕上がっているみたいですね。
オフィシャルサイトを見てみると「開放F値は明るい2.8で一定。極めて高い光学性能を実現したズームレンズです。撮像範囲の広いFXフォーマットで画面のすみずみまで高い描写力を発揮。ナノクリスタルコートの効果で、逆光気味の状況でも、ゴースト、フレアーの少ないクリアーな画像が得られます。 」と書かれていて、風景写真など広角なシーンを撮るユーザーさんにとっては魅力的なレンズではないでしょうか。