DxOMark が、ニコン AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR のスコアを公開
DxOMark が、ニコンの超望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR のレビューとレンズスコアを掲載しています。
- ニコンはこの13年間 80-400mm レンズを開発し続けている
- 今回のAF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VRは、よりシャープな描画で、歪曲と収差を補正し、新技術満載の超望遠ズームレンズなのだ
- その反面レンズはより大きく、50%も高価になっている
- レンズ構成は12群20枚（EDレンズ4枚、スーパーEDレンズ1枚、ナノクリスタルコートあり）で、これまでのモデルとは異なったレンズ構成
- 総合スコアは " 22 " で、前レンズと比べると " 4 " ポイント上回っている
- 各項目を見ても解像度 (Sharpness) は14P-MPixで、 12P-MPixのシグマ 120-400mm F4.5-5.6 DG APO OS HSMを上回っている
- AFもSWMの恩恵で高速だし、ナノクリスタルコートでゴースト・フレアーを軽減している
- レンズ自体は大きく重くなってしまったが、それ相応のクリティに仕上がっているレンズだといえる
- 400mmまでの望遠レンズを探しているのであれば、このレンズはベストな選択
- …が、価格的に 70-200mm や 300mm F4 も候補に入れてもいいかもしれない
- Nikkor AF-S 70-200mm f4G ED VRの総合スコアは " 28 " で、解像度 (Sharpness)は " 21P-MPix " だし、Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED も価格的に80-400mmより安価で良い結果を得られる可能性がある
レンズスコアを見る限りニコン AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR は着実に進化してきている印象です。価格相応の光学性能のようですが、希望小売価格：¥325,500だけに気軽に買えるレンズではないのも確か。元記事に書いてあるように色々なレンズを熟考することも大事だな～と感じます。
でもこのレンズじゃないと撮れない世界もありそうな予感。