DxOMark が、1 NIKKOR 6.7-13mm F3.5-5.6 と 18.5mm F1.8 のスコアを公開
DxOMark が、Nikon 1 用 超広角ズームレンズ 1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6 と 単焦点レンズ 1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 のスコアを掲載しています。
1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6 は…
これまでの1 Nkkor ズームレンズの中で総合スコアが最高の " 10 " を叩き出していて、単焦点レンズ Nikon 1 NIKKOR 10mm f/2.8 と同じ総合スコアだそうです。
ソニー E 10-18mm F4 と比較していて、テストで使用した機種が Nikon 1 V1 と NEX-7で、センサーサイズと画素数の差で総合スコアを見るとE 10-18mm F4 が "14" と上回っていますが、収差や歪みは良く抑えられていて、Nikon 1 システムの組み合わせの方が良いかもしれないとの思考も掲載されています。
総評としては、1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 と数値的に同じ解像度で魅力的かもしれないとのこと。
1 NIKKOR 18.5mm f/1.8 は…
DxOMarkがこれまでテストした1 Nikkor レンズの中で最高値 総合スコア " 13 " を叩き出しています。現時点でDxOMarkは 1 Nikkor 32mm f/1.2 をまだテストしていないので、32mm f/1.2は18.5mm f/1.8よりスコアが上回る可能性も掲載しています。
解像度(Sharpness)のスコアが、6.7-13mm f/3.5-5.6 と同じ " 6P-Mpix " で単焦点レンズとしては解像度の数値の伸びがないようです。色収差(chromatic aberration)や透過(Transmission)の数値は良いものの、歪曲(distortion)の数値がスタンダード(標準)レンズとしては値が強いと評価しています。
総評としては、静止画そして動画デビューするには良い選択肢であると結論付けています。
個人的には、やはり 1 Nikkor 32mm f/1.2 のスコアが出てこないかな~と興味津々です。18.5mm f/1.8 は普及を目的とした標準レンズで、6.7-13mm f/3.5-5.6 は価格も2倍ぐらいする超広角ズームレンズでターゲットとしているユーザー層は違う印象です。