Nikon Df は、素晴らしいフルサイズ機だが自分の好みに合っているか確認が必要なカメラ
ePHOTOzineが、Nikon Dfのレビューとサンプル画像を掲載しています。Nikon Dfが素晴らしいデジタル一眼レフなのは間違いないが、自分の好みにあっているか確認が必要なカメラだと評価しています。加えてデジカメ Watchが、インタビュー記事「ニコンDf誕生に迫る」を掲載しています。
Nikon Dfの長所は…
- 素晴らしいISO高感度耐性
- 素晴らしいバッテリーライフ
- 素晴らしい画質
- 2年間製品保証
- 全375ページの取扱説明書
- 大型で明るい光学ファインダー
- オールドニコンレンズをサポートしているところ
- マニュアルコントロール
Nikon Dfの短所は…
- 動画機能が省かれている
- グリップの表面素材がプラスティックで、ラバーではない
- メモリーカードスロットが底面にあり、ダブルカードスロットではない
- 価格が高額過ぎる
- フラッシュ非搭載
ISO高感度耐性は、ISO50~3200までは素晴らしく、ISO6400~12800もNR設定LOWで他のデジタル一眼レフよりディテールがしっかり保持されていると評価していて、やはりNikon Dfは現行のデジタル一眼レフの中で高感度番長なのは間違いないようです。ISO25600以降はノイズが少しずつ増えていくようで、ISO204800は常用外とのこと。
このカメラのコンセプトの1つであるマニュアル操作についても言及していて、現代の過度にデジタル化されデジタルが故に複雑化された操作フィールは無く、Nikon Dfは真のカメラを操作している気にさせてれるとも評価しています。
デジカメWatchに「ニコンDf誕生に迫る」のタイトルでインタビュー記事が掲載されていて、日本・米国・欧州では機能的に求めるところが若干違うようで、動画機能の有無に対する温度差があるようです。このインタビュー記事には、開発秘話やターゲットにしているユーザー層に関しても掲載されています。
そして先日ニコンは、日本国内においてNikon Dfの供給不足を告知していて、好調な滑り出しのようです。