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ニコンは、4K動画に対して慎重にアプローチしていくようです

ニコン D4Sで4K録画が可能になっている噂があったり、Nikon 1 V3が採用する可能性があるアプティナ製1インチセンサーが4K 60fps録画を実現していると言われていますが、Nikon Rumorsがニコン EU プロダクトマネージャーのインタビュー記事を掲載していて、将来的には(全機種)4K対応していくようですが、慎重にアプローチしていくようです。ネタ元は、Trusted Reviewsとのこと。

4K動画/録画に対する必要性や要望は認識しているものの、" 少し一筋縄にはいかない " ようで意図的にニコンカメラが4Kに距離を取っているわけではないとのこと。4Kに関しては慎重にアプローチしていく必要があり、4Kはデータ量も多く負荷がかかるのでハイエンド機から採用していくようです。

スマートフォンに対する言及もしていて、スマートフォンがニコンに影響を与えているのは否定はしていないが、" スマートフォンがカメラを葬る " という風潮は真実ではないと断言しています。影響を受けてるのは安価なコンパクトデジタルカメラだけで、市場全体を見るとハイエンド(コンパクト)機の市場は拡大しているそうです。

今年はデジタルカメラ市場において " 4K " がキーワードのひとつになりそうな感じですが、データー量も多いし、負荷も大きいし、品質も問われるし、メーカーによって少し動きの差が出てきそうな感じをさせる記事となっています。逆にソニー/パナソニック/キヤノンは、積極的に4Kを仕掛けてきそうな印象かも。