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Nikon 1 V3 は、バランスの取れたミラーレス機

ePHOTOzineが、ニコンのミラーレス機 Nikon 1 V3のレビューとサンプル画像を掲載しています。Nikon 1 V3は、やはり高速連写が最大の売りで、ハンドリングも良く、ティルト式タッチパネルやWi-Fiも採用されていてバランスの良い機種であると評価しています。

Nikon 1 V3で撮影したサンプル画像

Nikon 1 V3 の長所は…

  • ティルト式タッチパネルは素晴らしい
  • 保証期間が2年 (地域によっては保証期間は違うかも)
  • 高速連写
  • 追尾AFで高速連写 20コマ/秒を実現
  • HDスローモーション動画に対応
  • 良好な画像品質と色再現性
  • 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM のマクロ撮りは素晴らしい
  • AFは高速で、シャッターレスポンスも良好
  • ハンドリングも良好

Nikon 1 V3の短所は…

  • スタンダードなフラッシュ ホットシューが採用されていない
  • 10-30mmは、特にテレ域がソフト描写になる傾向がある
  • ベストな画像品質を得るためには、単焦点レンズが必要になる

4.5星で " かなりお勧め / Highly Recommended " の評価を得ているようです。やはり高速連写の評価が高く、小型なボディに、使い易いティルト式タッチパネル、Wi-Fi内蔵していて、Nikon 1 V3はバランスの取れたミラーレス機でお勧めであると総評しています。

1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMは、フリンジや色収差はよく制御され、歪曲や周辺減光はカメラ内補正されるものの、とくにテレ域のコーナーがソフト描写で、より良い結果を望むなら単焦点レンズが必要と結論付けています。…が、10-30mmのマクロ撮り性能の評価は高く、このマイナス部分は相殺されるとも述べています。

ISO高感度耐性は、ISO160~400で使用することを勧めていて、露出の低いシーンでISO800~1600は良い結果を維持していますがノイズが増えてディテールも落ち始めるそうです。ISO6400になるとかなりノイズが増加するのでWeb用途であれば使用可能のようです。あとバッテリーライフに関しては、予備のバッテリーを用意しておく事を勧めています。

外付けEVF DF-N1000は今回のレビューでは試していないようですが、Nikon1 V3はフラッグシップ機らしく全体的にバランス良くまとまっている機種に感じさせてくれるレビュー記事な印象です。