ニコン COOLPIX A 後継機に前向き コンセプト変更は必須のようです
デジカメWatchのニコン 映像事業部 マーケティング統括部第一マーケティング部長 楠本滋氏のインタビュー記事に COOLPIX A 後継機に対して「リベンジしたい」とコメントをされていて、どうやら後継機の登場に期待できそうな感じですが、コンセプト変更は必須のようです。
- 実はこの商品の企画は私自身も関わっていたのですが、販売面で苦戦したこともあって現在は次へとつながっていません。
- しかし、今後の計画としてはぜひとも続きをやりたいと思っています。
- もちろん、採算性も考えなければなりませんから、どのようなレンズ、ボディの企画にするのかを考えます。
- COOLPIX Aを出した頃とは(プレミアムクラスのコンパクトカメラが多数市場に投入された後なので)、コンセプトも変えなければならないと思います。
- 当時から画質は評価されてきましたが、カメラトータルとしてはもう一歩というところもあって、自分自身の気持ちとしてもリベンジしたい。
- このところの高級コンパクトデジタルカメラへの市場からの要望は強いですからね。
コメント的に " 企画の段階 " な印象を受けますが、実際企画の段階でここまではっきり " リベンジしたい " とか " ぜひとも続きをやりたい " と明確な発言をしないと思うので、ある程度は企画や商品開発は進んでいるのかな?と深読みをしてしまいます。
COOLPIX A はAPS-Cセンサー搭載 18.5mm f/2.8 NIKKORレンズ用のプレミアム コンパクト機で、確か同時期にリコー GRも発表され散々比較された印象があります。個人的に悪くないコンパクト機の印象ですが、市場的には苦戦したようで、後継機の登場が待たれます。
ちなみに7月にCOOLPIX A 後継機の情報(噂)が登場した事もありました。この時は単なる噂で終わってしまいましたが…^^;
この記事には、COOLPIX A 後継機の話だけでなく、FX機/DX機/Nikon 1/レンズ群などなど広範囲に及んだインタビュー記事になっています。