ニコン D810 の動画品質は、キヤノン EOS 5D Mark III を上回る
EOSHDが、ニコン D810のHD動画品質は、キヤノン EOS 5D Mark III を一気に追い越したと報告しています。3600万画素フルサイズセンサーを搭載しているが、モアレやエイリアシングを制御し、1080pでEOS 5D3よりもディテール豊か解像度も高く、むしろパナソニック GH2に近いと評価しています。
- D800でかなり悩まされていたモアレとエイリアシングが最小限に制御されている
- 1080p時すごくシャープな描画で、コントラストの高いエッジ部分にわずかなエイリアシングが見受けられるが、キヤノン EOS 5D3よりもディテール豊かで、むしろパナソニック GH2に近い
- 2.5kある解像度をイメージプロセッサが1080pにダウンスケールする際に、モアレを取り除くためにデジタルローパスフィルターがかけられる
- 高画素なフルサイズセンサーで良い結果を叩き出しているが、α7Sオーナーとしてみると、この動画品質がD810の購入理由になるとは言えない
- …が、まちがいなく動画品質やコーデックは向上していて、静止画との差を縮めている
ほんの一部だけを抜き出してみました。
4KやRAWは用意されていないものの、EOS 5D3よりも1080p画質は良いと冒頭で語っているし、DX機 D3300/D5300の動画品質を評価している箇所も見受けられます。
上記のHD動画は、D810に85mm f/1.4、35mm f/1.4、50mm f/1.4を装着し、60pで撮影され、LightroomでVSCO Film(フィルタープラグイン)を使用して仕上げてあるそうです。