DxOMarkが、ニコン D750のセンサースコアを公開
DxOMarkが、ニコン D750のセンサースコアとレビューを掲載しています。総合スコアは " 93 " ポイントで全体のトップ10に入る値で、D610と比べるとダイナミックレンジとISO高感度耐性が改善されているようです。
- ニコン D750の総合スコアは " 93 " で90ポイントを上回り、DxOMark総合センサーランキング トップ10に入り、D800やD600シリーズやα7R(95ポイント)に準じる値である
- D750に搭載されている新開発の2430万画素センサーは3つの点が優れている
- ダイナミックレンジが14.5 Evsで、データベース上総合2位のスコアを叩き出している
- ISO高感度耐性は2956 ISOで、総合8位にランクインしていて、D800E/D600/D4に似たスコアであるが、ISO高感度番長ソニー α7Sにはおよばない
- 色深度は24.8 bitで総合14位で、α7と同じスコアであるが、D810やD610の方が優れた色深度性能を発揮していることになる
- D610と比較してみると、非常によく似たセンサースコアである事が分かる
- D750/D610/D810のダイナミックレンジはほぼ同等で、絶対的な解像度とより優れた色深度を求めるのであればD810が必要であるが、そうでなければどのセンサーも優れた画像を実現してくれている
- キヤノン EOS 6D と ソニー α99と比べると、総合スコアだとD750が、1/3段α99より優れ、2/3段EOS 6Dより優れている事が分かる
- 色深度はα99の方が優れているが、その差はわずか
- ダイナミックレンジとISO高感度耐性は明らかにD750の方が優れている
かなりざっくり抜き出してみるとこんな感じでしょうか。D810とD750は解像度が違うし、ISO感度もD810はISO64スタートなのでその差が数値に表れているのでしょうか。D610と比べるとほぼ同等のスコアのようですがISO高感度耐性は改善されている印象です。ISO高感度耐性は、Df (3279 ISO)に及びませんが、バランスの良さそうなセンサーな予感です。
DxOMarkのレビューはいつも最後に総評みたいなページが用意されているのですが、今回はそれがなく今後追加されるのでしょうか。