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ニコン D750 海外で反射/フレア問題が顕著化 原因も特定され対応可能?

2014年11月ぐらいから海外でニコン D750使用し、ある一定の箇所に光源がある場合、奇妙な内部反射/フレアの影響を受ける報告がネット上でくすぶっていたのですが、ここにきて映像系メディアのフォーラムなどで一気にこの問題が取り上げられ始めているようで、Nikon Rumorsがこの問題のまとめ記事を掲載しています。

すでにこの反射/フレア問題検証動画もYou Tubeにいくつか公開されていて、色々なシーンや条件でテストされている事が確認できます。フレームの外から斜め(?)に差し込んでくる光に対してこの現象が起き易い印象です。 flickrにこの問題の影響を受けた画像を公開しているユーザーさんも登場してきています。その1 | その2 | その3 | その4

すでにニコンユーザーによってこのD750 反射/フレア問題の対策動画も公開されています。上記の動画を見てみるとセンサーの手前に反射してしまう箇所があるようで、それをカバーする事でこの反射/フレア問題を解消できるようです。

ニコン D750 反射フレア問題箇所

問題箇所を矢印で分かり易く指摘している画像も掲載されていて…

  • 赤矢印 : センサーに光が反射する
  • 緑矢印 : 完全に反射を遮断できていない
  • 青矢印 : シャッターフレームが反射の影を作ってしまう (フレア)

…のようです。

PetaPixelにも同様の記事が掲載されていて、" ダークバンド問題 " と名付け、ミラーボックス下部にあるオートフォーカスセンサーモジュールが原因であると掲載しています。この部分が少し突出していて光がセンサーまで届いてしまうようです。

現時点で、ニコンから公式な見解はないようです。これはニコン的に問題なのか仕様なのか分かりませんが、D600 ダスト/オイル問題でゴタゴタを経験しているだけに、早い時期に何かしらの告知・対応を行うような気がしますが、どうなるのでしょうか。