ニコン D5500 ファミリー路線を鮮明へ 小栗旬氏が新イメージキャラクターに
海外で先行発表されていたニコンのエントリークラス DX機 D5500 が日本国内で正式発表されました。これまでDX機全般は木村拓哉氏がイメージキャラクターを務めてきましたが、新たに俳優の小栗旬氏を採用、加えて「Family Nikon」 のキャッチフレーズを前面に押し出した戦略を打ち出しています。
上記は 小栗旬氏インタビュー映像 と D5500CMメイキング映像 になりますが、CM本編はまだ未公開で、2015年2月5日にTVCMが解禁されるそうです。
デジカメWatchに日本国内で行われた「ニコン D5500 新製品発表会」記事が公開されていて、かなりファミリー層を意識した戦略である事が分かります。D5500は、ニコンにとって初採用のタッチパネル、そして改善されたグリップを採用し使用感が向上しているので、気軽に使えながら本格的な写真が残せる所をアピールしていく模様です。
エントリー層が撮影する写真の33%は家族写真のようです。しかしこの層には、キヤノン EOS Kiss シリーズという強敵が。EOS Kiss シリーズは登場して以降エントリークラス デジタル一眼(レフ)の中で絶対的な強さを誇る機種で、ミドルレンジ寄りのエントリー機 D5500がどのくらいEOS Kissを追撃するのか気になるところ。見方によっては EOS 70D が対抗機かもしれません。
以前パナソニックの新型カメラの体験イベントに参加した時にスタッフさんから聞いたのですが、本当にEOS Kissは強くて、ママさん軍団の誰かがEOS Kissを買うと他のママさん達みんなEOS Kissを買っちゃうと頭を抱えていたのが記憶に残っています。
ニコン D5500は、2015年2月5日発売予定、価格はニコンダイレクトで、ダブルズームキット 135,000 円(税込) 、18-55 VR II レンズキット 99,900 円(税込)、本体のみ 89,100 円(税込) となっています。