ニコン D7200 正式発表 連続撮影100コマを実現 D750と同じAFセンサーモジュール採用
ニコンが、DX ハイエンド機 D7200を正式発表しました。連続撮影100コマ、D750と同じAFセンサーモジュール「アドバンストマルチCAM 3500IIオートフォーカスセンサーモジュール」と描画エンジン EXPEED 4を採用したデジタル一眼レフになります。発売予定日は2015年3月19日、価格はニコンダイレクトで 本体のみ 148,500円(税込)、 D7200 18-140 VR レンズキット 189,000円(税込)、D7200 18-300 VR スーパーズームキット 224,100円(税込)、D7200 バッテリーパックキット 164,700円(税込)となっています。
- 卓越したAF性能を発揮する51点AFシステム
- JPEGで100コマ、14ビットロスレス圧縮RAWでもDX時18コマまでの連続撮影に対応し、決定的瞬間を撮り逃さない
- 高性能画像処理エンジン「EXPEED 4」による、さらに進化した高画質
- スマートデバイスと連携して、静止画の転送やリモート撮影ができるNFC対応のWi-Fi機
- 多彩な機能を備えた本格仕様の動画撮影機能
ニコン D7200の基本的なスペックは…
- 撮像素子 : 2416万画素CMOSセンサー
- 画像サイズ : 6000×4000px RAW12ビット/14ビット対応
- 光学ファインダー : 視野率 100% (1.3x時 97%) 倍率 0.94倍
- シャッタースピード : 1/8000~30秒
- 高速連写 : 6コマ/秒 (1.3xクロップ時 7コマ/秒 ライブビュー撮影 3.7コマ/秒)
- 測光方式 : 2016分割RGBセンサーによるTTL開放測光方式
- 動画 : 1920×1080(60p/50p)
- ISO感度 : ISO100~25600
- 背面モニタ : 3.2型TFT液晶 122.9万ドット 視野角170° 視野率100%
- Wi-Fi & NFC
- サイズ : 135.5×106.5×76mm
- 質量 : 675g (本体のみ)
ニコン D7200 (D7100 後継機)は、2月12~15日に横浜で開催されたCP+ 2015に向けた発表が期待されていましたが結局発表されず、本日3月2日に正式発表され心待ちにしていたユーザーさんも多いのではないでしょうか。
先日エントリークラス DX機 D5500の発売が開始されましたが、このD7200はひとつ上の上級機にあたり、現時点では暫定フラッグシップ機のポジションな印象です。今後D400(仮名)も予定されているのかどうか気になるところです。
バッファ容量が強化されていて高速連写 6コマ/秒で " 100コマ " 連続撮影が可能で、ミラーショックを軽減しているミラーバランサーを採用しているのでファンダーが安定し、速い被写体にもしっかり対応した機種に仕上がっているようです。
D750譲りの 51点AFシステム / アドバンストマルチCAM3500IIオートフォーカスセンサーモジュール も採用していて、あらゆる被写体、あらゆるシーンにでも確実なAF性能を実現しているとのこと。引き続き " 1.3xクロップ " も採用されて、この辺はD7000シリーズの売りになりそうな印象です。
ピクチャーコントロールで「明瞭度」の項目が追加され自分色の表現力も強化されています。もちろん防塵防滴ボディで、15万回のレリーズテストをクリアしたシャッターユニットを採用しているで、フィールドでがんがん使えるDX機に仕上がっている模様。
動画(Dムービー)も強化されていて、DX機初の " 微速度撮影機能 " などが新たに搭載されています。すでにオフィシャルにサンプル画像が現時点で5枚公開されています。