ニコン 300mm f/4E PF ED VR は、1日中持ち運べる高性能望遠レンズ
ePHOTOzineが、ニコンのPFレンズ採用で大幅な軽量・小型化を実現した望遠単焦点レンズ AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR のレビューとサンプル画像を掲載しています。解像度(シャープネス)は開放から素晴らしく、PF(位相フレネル)レンズを採用し小型軽量化を実現し、1日中持ち運べるレンズだと評価しています。
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRの長所は…
- 解像度(シャープネス)が素晴らしい
- 高速AF
- 色収差が制御されている
- レンズボディの仕上がりの良さ
- 歪曲は無いと言って良いぐらい制御されている
- (この手のレンズとしては)軽量
- 防塵防滴仕様
- 汚れが付着しにくく付着しても簡単に拭き取れるフッ素コートが採用されている
- PF(位相フレネル)レンズを採用し小型・軽量化を実現
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRの短所は…
- 三脚座が付属されていない
四つ星を獲得し " お勧めレンズ " に選出されています。優れた解像度を実現しながらも、小型・軽量化も実現しポータブルな望遠レンズに仕上げてきた所を評価しています。開放から解像度は素晴らしく、AFは高速で、手ブレ補正効果4.5段のVR機構の効きも良く、小型軽量化を実現したレンズで1日中持ち歩けると結論付けています。
開放F4時で全領域シャープで、F5.6まで絞ると少しだけさらにシャープになるそうです。色収差はかなり制御されていて、フリンジもコントラストが高くても通常のシーンであれば見つけるのが難しいぐらい制御されているようです。
周辺減光はこの手のレンズとしては一般的で、F4時 1.85段分の差があるが、F6.3まで絞れば全領域均一になるとのこと。歪曲も制御されていて、わずかに糸巻型歪曲が0.748%あるぐらいで、通常にシーンであれば歪曲は気にならないそうです。水平を意識した構図でも均一な歪曲なので、画像編集ソフトで簡単に補正できるレベルとのこと。
ニコンが初めてPF(位相フレネル)レンズを採用したレンズで、" Sportモード " も搭載した4.5段分の効きのVR機構、 ナノクリスタルコート、フッ素コートなど最新の技術てんこ盛りの望遠レンズに仕上がっているようです。