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ニコン D7200 を触ってきました

ニコン D7200の発売が3月19日に迫ってきましたが、ニコンプラザ銀座のショールームで先行展示されている " D7200 " をタッチ&トライしてきたのでそのインプレッションになります。D7100をベースに、バッファを改善し、描画エンジン EXPEED 4やD750と同じAFセンサーモジュールなどを採用した順当進化したDX機になります。

ニコン D7200

キヤノン EOS 7D Mark II が市場投入された今、何を求めるのかによってニコン D7200 の評価や立ち位置が変ってくるかと思います。これまでD7000シリーズは、" 暫定フラッグシップ " 的な印象があるDX機ですが、このD7200 もその流れを引き継いでいて、少なくとも対抗機に EOS 7D Mark II を想定していない仕上がりに感じました。

しかしいざハンズオンしてみると、操作フィールもシャッターフィールも安定しているし、きっちり仕上がっているのが伝わってきます。D3000シリーズ/D5000シリーズからのステップアップ、そしてFX機のサブ機の候補として充分選択肢に入る印象。D7000/D7100ユーザーは、今後登場するであろう様々なサンプル画像、これまで不満に感じていた所が改善されていて、店頭などで実際の撮影フィールに問題なければ、買い替えする価値はあるかもしれません。D750のDX版的な感じもなく、やはりD7200はD7200だな~と。

ニコン D7200

ショールームには、先日発売されたエントリークラス DX機 D5500も展示されていたので、比べてみると、ボディもD7200の方が持ち易いし、シャッターフィールも上質で心地良いし、ライビュー撮影もD7200の方が良くきっちり差別化されていました。室内での使用なのではっきりした事は言えませんが、ファインダーの見え具合も向上していそうな気もします。

今回 D7200 の強化ポイントは、実際にフィールドに出て使用してみないとその効果を実感できないところが多くて、" 6コマ/秒 100コマ " や " D750譲りの 51点AFシステム / アドバンストマルチCAM3500IIオートフォーカスセンサーモジュール " や " 低輝度 -3EV 対応 " などなど、発売後評価が上がりそうな要素が満載かも。

ニコン D7200

個人的に D5500 が登場した時もハンズオンしてから印象が良くなったし、今回の D7200 も実際にハンズオンしてみて良い~と感じました。個人的に撮影フィールを重要視するので、第1印象悪くないです。あと EOS 7D Mark II よりも約145g軽量なので、手にした時の軽快感は上かも。あとは大口径レンズを装着した時のレンズとボディ本体のバランスがどのような感じなのか気になります。

現時点であまりサンプル画像も出回っていないし、実際のレビュー記事も国内外でまだそれほど見かけないので、発売後いろいろサンプル画像も登場してくると思うし、実際の機能性能も分かってくると思うし、" すべての鼓動を、美しく。 " のキャッチコピー通りの機種に仕上がっている事に期待です。