ニコンが、AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR を正式発表
ニコンが、DX常用標準ズームレンズ AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR を正式発表しました。DXレンズ初のナノクリスタルコートが施され、EDレンズや非球面レンズでゴーストや色収差を抑えつつ軽量化を実現した5倍標準ズームレンズになります。2015年7月16日発売予定で、希望小売価格は125,000円(税別)となっています。
「AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR」は、焦点距離16-80mm（FXフォーマット・35mm判換算で24-120mm相当の撮影画角）をカバーし、最広角側で開放F値2.8を実現した、明るい5倍標準ズームレンズです。 高性能と高い携行性を兼ね備え、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラシステムの機動力をさらに向上させます。
また、ニコンDXフォーマット対応レンズにおいて初めて採用したナノクリスタルコートに加え、非球面レンズ、EDレンズにより、ゴーストや色収差を抑えた高い光学性能を実現。さらに、高速連続撮影時の安定した露出制御を実現する電磁絞り機構と、優れた撥水・撥油性で汚れが付着しにくく付着しても容易に拭き取れるフッ素コートの2つも、ニコンDXフォーマット対応レンズで初めて採用しています。 NORMALモード撮影時、手ブレ補正効果4.0段※（CIPA規格準拠）を実現しており、手持ちによる軽快で本格的な撮影が可能です。
最新の光学設計と明るい開放F値により、本格的な広角撮影をはじめとする多様な撮影シーンに対応可能で、プロフェッショナルやハイアマチュアユーザーの旺盛な撮影意欲に応えます。※プレスリリースより
AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VRの基本的なスペックは…
- 焦点距離 : 16mm-80mm (35mm換算 24-120mm)
- 最大口径比 : 1：2.8-4
- レンズ構成 : 13群17枚 EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコート、フッ素コート
- 画角 : 83°-20°
- 手振れ補正 : 4段分
- 撮影距離目盛 : ∞～0.35m
- 最短撮影距離 : 0.35m（ズーム全域）
- 最大撮影倍率 : 0.22倍
- 絞り羽根枚数 : 7枚（円形絞り）
- 絞り方式 : 電磁絞りによる自動絞り
- 最大絞り : 焦点距離16mm時：f/2.8 焦点距離80mm時：f/4
- 最小絞り : 焦点距離16mm時：f/22 焦点距離80mm時：f/32
- フィルターサイズ: 72mm（P=0.75mm）
- サイズ : 80mm × 85.5mm
- 質量 : 480g
プレスリリースには、" 最新の光学設計と明るい開放F値により、本格的な広角撮影をはじめとする多様な撮影シーンに対応可能で、プロフェッショナルやハイアマチュアユーザーの旺盛な撮影意欲に応えます。" という文言があり、D7200がラインアップされていますが、そろそろ " D300S 後継機 " 的なDXフラッグシップ機の登場も期待したいところです。
オフィシャルには、サンプル画像が6枚公開され、スペシャルサイト " AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VRスペシャルコンテンツ - フォトグラファーの視点 " も公開されています。