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ニコン 24-70mm f/2.8E ED VR サンプル画像撮影写真家インタビュー記事

Amateur Photographerが、ニコンの大口径標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR の公式サンプル画像を担当した写真家 Kate Hopewell-Smith氏に24-70mm f/2.8Eの仕上がり具合を伺ったインタビュー記事を掲載しています。オフィシャルに掲載されていないサンプル画像も掲載されています。

ニコンは24-70mm f/2.8Eのプロトタイプを使用してもらうべく2人の写真家を探していて、1人はニュージーランドの風景写真家、そして基本ポートレート撮影を中心に活動している彼女に白羽の矢が立ったそうです。彼女はニコン D4SとD3Sを愛用しポートレートで70-200mmでの撮影を気に入っているそうで、前もって24-70mmはお気に入りのレンズではないと伝えていたのにも関わらず、東京のニコンからD810と24-70mm f/2.8E VR プロトタイプが送られてきたとのこと。

24-70mm f/2.8Eを箱から出した時、大きさと重さに驚いたようです。ニコンは24mm開放時と、24mmから70mmまでスローシャッター時のVRの効果のテスト撮影を求め、彼女は1ヶ月このプロトタイプを使用したとコメントしています。

信じられないほど滑らかに動作し、端から端までシャープな描画で、かなり汎用性があるレンズであると評価しています。AFもこれまでのニッコールレンズ同様に素晴らしく、使用する喜びを感じるそうです。質量はそれなりにあるが、70-200mmよりは軽量で、快適に使用でき問題になる事はなかったそうです。

今回 " 電磁絞り " が採用されましたが、そんなに気が付くことはなかったとコメントしています。彼女はポートレートメインで撮影する写真家なので、 高速連写時のAE安定性向上を目的とした " 電磁絞り " は差が出ないのかもしれません。

F2.8時で信じられないほどシャープな描画で、F10まで絞り込んでも、スローシャッターでもVRの効きが良さそうで、彼女自身かなり気に入っている記述も見受けられます。24-70mmはベストセラーレンズで、多くのプロ写真家も1本は持っているレンズであり、24-70mmを愛用しているユーザーであれば、この新レンズにアップグレードする事を検討するだろうとコメントしていて、VRはウェディング写真でかなり威力を発揮し、低照度での撮影が多い写真家であれば多くの利点があるレンズであると評価しています。

ちなみに彼女のオフィシャルサイトでは、様々な作品が閲覧可能となっています。ちなみにKate Hopewell-Smith氏は、英国ニコンのアンバサダーで公のインタビューで否定的なコメントはしないと思いますが、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR の素養の良さが伝わるインタビュー記事となっています。