ホーム > カメラニュース 2015 > ニコンが新素材レンズを開発 石英ガラスと同等の光学特性で価格は1/10

ニコンが新素材レンズを開発 石英ガラスと同等の光学特性で価格は1/10

日刊工業新聞が、ニコンが、石英ガラスと同等の光学特性を持ちつつ削り出しをせずに一度で好きな形を作れる新素材のレンズを開発したと伝えています。UV-LEDや自動車向けLEDなどの透過性と耐熱性の両立が必要な用途への展開を見込み、従来の樹脂製レンズからの置き換えも狙うそうです。

  • 削り出しをせずに積層で好きな形に成形できる新素材レンズで、石英ガラスを機械加工した場合に比べて価格を1/10にできる
  • しかも切削・研磨によって加工した石英ガラスと同等の光学特性で同等の透過性を実現
  • 製造装置も自社開発
  • 積層方式で成形するため、これまで削り出しではできなかった複雑な形状の部品にも対応
  • 2016年4月から販売開始

現時点でニコンのオフィシャルからプレスリリースされていないようですが、今後正式に発表が行われるかもしれません。