DxOMarkが、AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G EDのレンズスコアを公開
DxOMarkが、ニコンの小型・軽量・高画質を実現した大口径広角FXレンズ AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED のレビューとレンズスコアを掲載しています。ニコン D810でテストしたレンズの中でトップ10に入る光学性能で、最もシャープネスな24mmレンズであると評価しています。
- 総合スコア : 41ポイント
- シャープネス/解像度 : 30P-Mpix
- 透過率 : 1.8TStop
- 歪曲 : 0.5%
- 周辺減光 : -2EV
- 色収差 : 6μm
ニコン D810に装着しテストした結果、総合スコア " 41ポイント " と傑出したスコアを達成しD810でテストしたすべてのレンズの中で8位となるスコアだそうです。シグマの24mm F1.4の総合スコアが " 39 " なので2ポイント上回っている模様です。ちなみにシグマ 35mm F1.4のスコアは " 43 " で焦点距離35mmまでのレンズの中で、この24mm F1.8Gは2番目に位置するレンズとのこと。
24mm F1.8Gはスコア的にシャープネスと色収差が特に群を抜いていて、焦点距離的に風景・建築写真向きで、この手の焦点距離の競合広角レンズのライバルと成り得るそうです。
F2〜F11までのシャープネスは素晴らしく、 F1.8は周辺はわずかにソフト描写になるものの中央部分はシャープで、倍率色収差はすべてのF値で制御されているとコメントしています。F1.8時は周辺減光があるものの、F4〜F16まで良好なようです。
AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED は、お手頃価格でありながらこれまでニコン D810でテストした広角レンズの中でトップ10 に入る光学性能を実現し、最もシャープネスな24mmレンズであると結論付けています。それだけではなく色収差のスコアも優秀で、シグマ 24mm F1.4 や Samyang 24mm F1.4 と比べてみても、引けを取らないレンズであると付け加えています。