ホーム > カメラニュース 2016 > ニコン AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED 発表 三次元的ハイファイレンズ

ニコン AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED 発表 三次元的ハイファイレンズ

ニコンが、大口径中望遠単焦点レンズ AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED を正式発表しました。なだらかに変化する美しいボケで自然な奥行き感のある描写を実現したレンズとのこと。発売予定日は2016年8月26日、希望小売価格は240,000円(税別)となっています。ニコンダイレクトでは、233,280円(税込)の模様。

ニコン AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED

主な特長(プレスリリースより)

  • ニコン独自の最新光学設計により、焦点距離105mmにおいて開放F値1.4とAFの搭載を両立
  • 「三次元的ハイファイ」というニコンが理想とする設計思想を高いレベルで実現し、ピント面から遠ざかるにつれてなだらかに変化する美しいボケと自然な奥行き感のある描写を実現
  • 高い光学性能によって、開放絞りでの遠景撮影においてもシャープに再現する高い描写力と、点光源を歪みやにじみの少ない「点」として描写する高い点像再現性を実現
  • 色収差を抑える3枚のEDレンズと、ゴーストやフレアーを効果的に低減するナノクリスタルコートを採用
  • 高速連続撮影時にも安定した露出制御が可能な電磁絞り機構を搭載
  • レンズの最前面と最後面に、防汚性能と耐久性に優れたニコン独自のフッ素コートを採用

基本的なスペックは…

  • 焦点距離 : 105mm
  • 最大口径比 : 1:1.4
  • レンズ構成 : 9群14枚(EDレンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、フッ素コートあり)
  • 画角 : 23°10′(FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
  • 画角 : 15°20′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ)
  • 撮影距離情報 : カメラへの撮影距離情報を出力可能 ピント合わせ IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能
  • 撮影距離目盛 : ∞~1.0m
  • 最短撮影距離 : 1.0m
  • 最大撮影倍率 : 0.13倍
  • 絞り羽根枚数 : 9枚(円形絞り)
  • 絞り方式 : 電磁絞りによる自動絞り
  • 最大絞り : f/1.4
  • 最小絞り : f/16
  • 測光方式 : 開放測光
  • フィルター径 : 82mm(P=0.75mm)
  • サイズ : 約94.5mm(最大径)×106mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
  • 質量 : 985g

サンプル画像は現時点で4枚公開されています。サンプル画像を見る限りポートレートをはじめ静物撮りなどで威力を発揮そうな印象です。自然な奥行き感を描写するなだらかなボケと、大きく美しいボケを実現した " 三次元的ハイファイ " が魅力のレンズですが、製品特長ページでは、" 絞り開放から風景をシャープに描写 " と開放から高い解像力もアピールしています。