ニコン AF-P DX 70-300mm と 18-55mm を日本国内発表
ニコンが、海外先行投入されていた標準ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR と 先日海外先行発表された超望遠ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR を日本国内発表しました。両レンズともに同時発表されたエントリークラス DX機 ニコン D3400のキットレンズに採用されています。
両レンズともに2016年9月16日発売予定で、希望小売価格は18-55mmが37,500円(税別)、70-300mmが47,500円(税別)となっています。ちなみにAP-Sレンズには使用カメラ制限があり、こちらに詳細が掲載されています。
AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
- 焦点距離 : 18mm-55mm
- 最大口径比 : 1：3.5-5.6
- レンズ構成 : 9群12枚（非球面レンズ2枚）
- 画角 : 76°-28°50′（DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ） FXフォーマット/35mm判換算：27mm-82.5mmレンズの画角に相当
- 焦点距離目盛 : 18、24、35、45、55mm
- 撮影距離情報 : カメラへの撮影距離情報を出力可能
- ズーミング : ズームリングによる回転式
- ピント合わせ : IF （ニコン内焦）方式、ステッピングモーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能
- 手ブレ補正 : 手ブレ補正効果 4.0段
- 最短撮影距離 : 25cm（ズーム全域）
- 最大撮影倍率 : 0.38倍
- 絞り羽根枚数 7枚（円形絞り）
- 絞り方式 : 自動絞り
- 最大絞り : f/3.6-f/5.6
- 最小絞り : f22-f/38
- 測光方式 : 開放測光
- フィルターサイズ : 55mm（P=0.75mm）
- サイズ : 64.5mm × 62.5mm
- 質量 : 205g
ステッピングモーターを採用した標準ズームレンズで、位相差AF/コントラストAFの焦点速度が向上し、小型軽量なレンズながらも4段分の手ブレ補正効果を実現しいて使いまわしが良さそうなレンズに仕上がっていそうな印象です。非球面レンズを2枚採用する事で歪曲・収差を制御し、ズーム全域の最短撮影距離が25cmなところもポイントです。サンプル画像4枚が公開され、MTF曲線やレンズ構成図も掲載されました。
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR
- 焦点距離 : 70mm-300mm
- 最大口径比 : 1：4.5-6.3
- レンズ構成 : 10群14枚（EDレンズ1枚）
- 画角 : 22°50′-5°20′（DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ） FXフォーマット/35mm判換算：105mm-450mmレンズの画角に相当
- 焦点距離目盛 : 70、100、135、200、300mm
- 撮影距離情報 : カメラへの撮影距離情報を出力可能
- ズーミング : ズームリングによる回転式
- ピント合わせ : IF （ニコン内焦）方式、ステッピングモーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能
- 手ブレ補正 : 手ブレ補正効果 4.0段
- 最短撮影距離 : 1.1cm（ズーム全域）
- 最大撮影倍率 : 0.22倍
- 絞り羽根枚数 7枚（円形絞り）
- 絞り方式 : 自動絞り
- 最大絞り : f/4.5-f/6.3
- 最小絞り : f22-f/32
- 測光方式 : 開放測光
- フィルターサイズ : 58mm（P=0.75mm）
- サイズ : 72mm × 125mm
- 質量 : 415g
こちらのAF-Pレンズも同様の設計思想で、ステッピングモーターで静音高速AFを実現、4段分の手振れ補正効果、小型軽量を実現した超望遠ズームレンズになります。サンプル画像4枚が公開され、仕様ページではMTF曲線やレンズ構成図も掲載されています。