ホーム > カメラニュース 2016 > ePHOTOzineが、ニコン 105mm f/1.4E ED レビュー記事を掲載

ePHOTOzineが、ニコン 105mm f/1.4E ED レビュー記事を掲載

ePHOTOzineが、ニコンの大口径中望遠レンズ AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED レビューとサンプル画像を掲載しました。光学性能的にケチを付ける箇所はなく、画質は美しく、圧倒的なハンドリングを実現したレンズと評価しています。ただし価格と防塵防滴仕様ではない点はマイナスポイントとして挙げています。

AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDの長所は…

  • 素晴らしいシャープネス
  • 低いレベルに制御された色収差
  • フレア耐性
  • 静音かつ正確なAF
  • クオリティの高い造り
  • 美しいボケ味

AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E EDの短所は…

  • 高価であること
  • VR(レンズ内手ブレ補正機構)が非搭載
  • 防塵防滴仕様ではない

4.5星を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出されています。かなりの高価であるが、(105mmの焦点距離において)他に存在しないF1.4を誇り、模範となるパフォーマンスを実現し、汎用性の高いレンズである事を選出理由に挙げています。

日本では希望小売価格 : 259,200円(税込)で販売されていますが、F値が高価な要因であるものの、必要な方にとって競合レンズは存在せず、指名買いになるとこのレンズの立ち位置を説明しています。光学性能的には、ケチを付ける箇所はなく、画質は美しく、圧倒的なハンドリングを実現したレンズであると評価しています。

唯一の疑問符は、価格と防塵防滴仕様ではないところであるが、所有する価値があるスペシャルレンズであるともコメントしている模様。

D810に装着してテスト撮影しているのですが、重量的にもサイズ的にもかさばるレンズであるものの、バランスが取れていて長時間使用してもかなり快適だったそうです。AFに加えてMFの評価も高い記述も確認できます。

MTFチャートも掲載され、中心部はF1.4からF11までが素晴らしく、周辺部はF1.4から良好でF2.0からF11まで素晴らしいと判断しています。中央部も周辺部もF16は良好なレベルで、最大絞りから最小絞りまで使用可能とのこと。

CAチャートで色収差の割合が確認できますが、特に中央部はかなり低い値で、周辺部でさえ印象的な値であると評価しています。極端な状況時の撮影でもフリンジのないクリアな画像が撮影可能な模様。基本的に画像編集ソフトで色収差を補整する必要はないとコメントしています。

歪曲は、+0.892%の糸巻き型歪曲で非常に良く制御されているとのこと。