ニコン PC NIKKOR 19mm f/4E ED は、可能性秘めた最高のスペシャリストレンズ
ePHOTOzineが、ニコンの超広角PCレンズ(ティルトシフトレンズ) PC NIKKOR 19mm f/4E ED のレビューとサンプル画像を掲載しました。高額なレンズではあるが、価格相応の光学品質でかなり大きな可能性を秘めた最高のスペシャリストレンズであると評価しています。
PC NIKKOR 19mm f/4E EDの長所は…
- 素晴らしいシャープネス
- かなり制御された色収差
- 低いレベルの歪曲
- 合わせやすいマニュアルフォーカス
- かなり汎用性が高い
PC NIKKOR 19mm f/4E EDの短所は…
- 非常に高い価格設定 ※希望小売価格 442,800円(税込)
4.5星を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出されています。かなり大きな可能性を秘めた最高のスペシャリストレンズである事を選出理由に挙げています。ユーザーは購入時に価格の高さに直面すると指摘していますが、品質的に相応な価格であるともコメントしています。
PC NIKKOR 19mm f/4E EDは大きな可能性を秘めたレンズで、遺跡写真などの建築写真をはじめ創造的な写真をクリエイトする写真家にとって不可欠なツールであり、一部のプロフェッショナルは購入し何年もこのレンズの恩恵を受けるであろうと評価しています。
MTFチャートが掲載され、ティルトシフトレンズだけに均一な光学性能は重要ですが全体的にシャープネスは非常に高いそうで…
- 中央 … F4~F16 素晴らしい
- 中央 … F22 まだとても良い
- 中央 … F32 ソフト描写
- 周辺 … F4~F16 素晴らしい
- 周辺 … F22 ソフトになり始める
- 周辺 … F32 特にソフト描写
…となっています。色収差(CA)チャートも掲載され、かなり低いレベルに制御されている事が分かります。" まったく問題ない " とのこと。フレアは大部分が上手く制御されていて、光が斜めから差し込んだ時にコントラストが低下する時があるそうですが問題のないレベルだそうです。歪曲は-1.16%の樽型歪曲で画像編集ソフトで常に補正可能なレベルと肯定的なレビューとなっています。