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ニコンが、光学本部を新設 光学設計機能を一堂に集約へ

ニコンが、光学設計機能を一堂に集約し新たな価値の創出を目指すために「光学本部」を2017年4月1日付で新設した事を発表しました。

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)は、2017年4月1日付で光学本部を新設しました。 これまで各事業部内などに分散していた光学設計機能を一堂に集約することで、相乗効果を生み出し多能化を図ると同時に、必要とされる分野に柔軟にリソースを展開し、ビジネスチャンスを逃さない体制を構築することが設立の目的です。

今回新設した光学本部は、光学機器、光学ソリューションに関わるレンズ設計、メカ設計、システム設計を集約した組織です。これまで事業部ごとに保有していた光学設計に関する優れた技術や知識を光学本部に集約し、それらを結び発展させることで、新たな価値を生み出す光学製品の開発を目指します。

当社は、2016年11月に発表した構造改革プランにおいて、当社製品の優位性の中核を担う光学部品の生産技術の強化を目的としたニコングループ内の組織再編を決定、当社およびグループ各社が保有する光学部品の生産機能を当社の連結子会社である株式会社栃木ニコンに集約し、2017年2月1日に稼働を開始しました。

この光学部品の生産技術の強化に加えて、今回、光学本部を新たに設立し、光学設計機能を集約することで、当社の一番の強みである光学技術をさらに向上させ、当社製品の競争力を最大限に高めていきます。※プレスリリースより

新年度が始まったタイミングで「光学本部」新設が発表され、100周年記念モデル&グッズも発表されました。2016年秋あたりからあまり良くないニュースが続きましたが、今後のニコンがどのような新型カメラ&レンズを市場投入してくるのか楽しみです。

今のところ2017年のニコンは、D820、D7300(もしくはD7500)のデジタル一眼レフや5本のニッコールレンズの発表が期待されています。