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ニコン 後藤研究室が、6月末に閉鎖された事が明らかに Df 後継機はどうなる?

Shuffle by COMMERCIAL PHOTOが、ニコン F3 / F4 / F5 / D3 をはじめ最近では " Df " の開発に携わったニコン 後藤哲朗氏 インタビュー記事を掲載しました。Dfは後藤氏が率いる「後藤研究室」が企画したデジタル一眼レフで有名ですが、インタビュー記事の最後の方に " 6月末に閉鎖された " と掲載しています。

2009年に「後藤研究室」が発足し、2017年6月末で閉鎖された事が確認できるインタビュー記事で、現在は映像事業部長のサポートに就いているとのこと。" 直接の部下はいなくなるが、今後の行動が変わる事はない " と語っていますが、Df 後継機の行方が気になるところ。少なくとも7月25日(火)の創立100周年に向けてサプライズ発表される可能性は低くなったのではないでしょうか。

ここ1年ぐらい Df 後継機もしくはDfライクな機種が100周年記念カメラとして発表されるのではないか?と噂されてきましたが、100周年記念製品には含まれず、最近は追加情報(噂)も登場しない状況が続いていました。

インタビュー記事自体は、開発の話から後藤研究室の立ち位置の話などニコン DNAを感じさせる内容となっています。先日ニコン 牛田社長インタビュー記事「性能面で他社に差をつけた " ニコンらしい " ミラーレスカメラを出す」が登場しネット上で賛否両論を呼んでいますが、後藤氏はニコンの立ち位置を「いわゆる飛び道具だけで勝負したら電機メーカーには到底かなわないですよね。」「ニコンの立ち位置はどこなのか。丈夫であるという信頼性だとか、実際に使いこなす道具への喜びがある点も重要になってきます。長年培ってきたそんな事がニコンの大事にすべきDNAではないかと思うのです。」と語っています。