ホーム > カメラニュース 2017 > ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR は、魅力的な提案

ニコン AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR は、魅力的な提案

ePHOTOzineが、ニコンのDX対応 超広角ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR レビューとサンプル画像を掲載しました。価格は控え目で小型軽量な超広角ズームレンズながらも明るくシャープでパンチの効いた画像を実現し旅行に最適なレンズであると評価しています。

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRの長所は…

  • 高いレベルのシャープネス
  • 色収差(CA)の制御が素晴らしい
  • 低いレベルに制御されたフレア
  • (超広角ズームレンズとして)ちゃんと制御された歪曲
  • 10-20mmという非常に有用な焦点距離
  • レンズ内手ブレ補正機構 (VR)
  • 控え目な価格設定

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRの短所は…

  • 防塵防滴仕様ではない

4.5星を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出されています。小型軽量なレンズで、旅行に最適であり、素晴らしいパフォーマンスを実現しながらも控え目な価格設定である事を選出理由に挙げています。D7500との組み合わせはバッチリで、本当に魅力的な提案(企画)であり、この焦点距離は非常に汎用性が高く、明るくシャープでパンチの効いた画像を実現していると評価しています。

AFは、AF-Pレンズだけに素早く完全に信頼できると絶賛。ファインダー像は、明るくクリアとのこと。

MTFチャートが掲載されていて…

  • 10mm 中央部 … F4.5~F11まで素晴らしく、F16で非常に良好、F22でシャープネスは落ちるが良い状態を保っている
  • 10mm 周辺部 … F4.5~F11まで非常に良好、F16~F22は良好
  • 12mm 中央部 … F4.8~F11まで素晴らしく、F16でも非常に良好、F25は良好
  • 12mm 周辺部 … F4.8~F8まで素晴らしく、F11~F16まで非常に良好、F25は良好
  • 14mm 中央部 … F5.0~F5.6まで非常に良好、F8~F11まで素晴らしく、F16でも非常に良好で、F25が良好
  • 14mm 周辺部 … F5.0~F5.6まで非常に良好、F8~F11まで素晴らしく、F16は非常に良好だが、F25でソフト描写になる
  • 20mm 中央部 … F5.6が非常に良好、F8が素晴らしく、F11~F16まで非常に良好で、F29になるとかなりソフト描写になる
  • 20mm 周辺部 … F5.6~F16まで非常に良好、F22で低下するが良好な状態、F29でソフト描写になる

色収差(CA)チャートも掲載していて、色収差はかなり制御されており、画像編集ソフトで補正が必要になる事はないだろうと判断しています。超広角ズームレンズだけに樽型歪曲が存在し、10mm時 -3.69%、12mm時 -2.02%、14mm時 -1.09%、20mm時 -0.36%とのこと。20mm時はほぼ直線な値とのこと。歪曲は必要に応じて補正可能なようです。

フレア耐性も高く、逆光に対して自信を持って使用可能であると評価し、レンズ内手ぶれ補正機構(VR)に関しては、超高広角レンズにVRはそれほど必要ではないが、3.5段分(CIPA規格準拠)の効果は、20mm時に役に立つ模様。