ニコンが、中国工場を閉鎖へ 生産拠点の再編
日本経済新聞が、ニコンが、中国江蘇省にある低価格のコンパクトデジカメと一眼レフカメラ用交換レンズを生産する工場を閉鎖する方針を固めたと伝えています。30日に開く取締役会で決議し決定する模様。19年3月期末まで構造改革を進め、組織の見直しや開発・販売体制の最適化なども視野に入れているとのこと。※Update : ニコンが、連結子会社(映像事業の中国の生産子会社)の操業停止を決議した事を発表しました。(PDF)
- ニコンは中国のデジタルカメラ工場を閉鎖する方針を固めた
- 2016年11月から進めている構造改革の一環
- 中国でコンパクトデジカメの自社生産から撤退するなど生産拠点を再編し、収益改善につなげる
- ニコンは同工場の閉鎖で中国での自社生産を終了し、外部委託などで収益改善を目指す
- ニコンは中国のカメラ市場で3割弱のシェアを占め、現地での販売は継続
生産規模は2016年で約200万台で2500人の従業員が勤務しているそうですが、元々コンパクトデジタルカメラ市場の縮小化が顕著で、その中でもニコンが苦戦していて、一眼レフなど中高級機の販売を強化し、収益重改善を目指すと掲載しています。
決議後、正式発表があるかもしれません。