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ニコン フルサイズミラーレス機 Z6 Z7を発表 58mm f/0.95 S Noctも開発発表

ニコンが次の100年を見据えたフルサイズミラーレス機「ニコン Z 7」「ニコン Z 6」を正式発表しました。専用レンズ3本に加えて「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」の開発発表、プレスイベントでZレンズロードマップも公開しました。

「ニコン Z マウントシステム」は、大口径の新マウント採用のミラーレスカメラ、それに対応するNIKKOR Z レンズおよびアクセサリーで構成するシステムです。新次元の光学性能を追求し誕生したこのシステムは、デジタル一眼レフカメラ「D」シリーズを中心に培ってきた画作りや優れた操作性、高い信頼性などの、ニコンクオリティーを継承しています。

NIKKOR Z レンズは、大口径の新マウントの採用により、レンズ設計の自由度が格段に上がり、光学性能の驚異的な向上を実現。ニコン史上最高の開放F値0.95の極めて明るいレンズなど、多彩な高性能レンズを今後提供していきます。 また、「マウントアダプター FTZ」を介して、豊富なレンズバリエーションを誇るニコン一眼レフカメラ用NIKKOR F レンズが使用可能です。

ネーミングには、究極の性能を追求していくニコンの姿勢、それを通してお客様に最高の満足感を得ていただきたいという想いを込め、究極・最高を意味し、アルファベット最後の文字として、未来への「架け橋」を想起させる「Z」を採用しました。

この「ニコン Z マウントシステム」によって、新次元の光学性能、ニコンクオリティー、映像技術の進化への対応力を、ミラーレスカメラの新たな価値としてニコンは提供します。 今後もお客様の創作意欲を刺激する製品を提供し、映像文化をリードしていきます。※プレスリリースより

ニコン Z7

  • 撮像素子 : 4575万画素センサーCMOSセンサー FXフォーマット
  • ISOカード : ISO64~25600 (拡張 ISO32、ISO25600)
  • 対応メモリーカード : XQDカード
  • AFポイント : 493点
  • 背面モニタ : チルト式3.2型TFT液晶 タッチパネル 104万ドット
  • サイズ : 134×100.5×67.5mm
  • 質量 : 675g (バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)
  • 発売予定時期 : 2018年9月下旬 ※プレスイベントより
  • 店頭予想価格 : 税込 44万円前後 ※プレスイベントより

ニコン Z6

  • 撮像素子 : 2450万画素センサーCMOSセンサー FXフォーマット
  • ISOカード : ISO100~51200 (拡張 ISO50、ISO204800)
  • 対応メモリーカード : XQDカード
  • AFポイント : 273点
  • 背面モニタ : チルト式3.2型TFT液晶 タッチパネル 104万ドット
  • サイズ : 134×100.5×67.5mm
  • 質量 : 675g (バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)
  • 発売予定時期 : 2018年11月下旬 ※プレスイベントより
  • 店頭予想価格 : 税込 27万円前後 ※プレスイベントより

プレスイベントのLIVE配信を観ていましたが、4K 30Pで " F-Log " も用意されてる模様。あとニコン100年の技術とエルゴノミクスを盛んに主張していた印象。もちろん画像品質の高さも謳っていて新たに " ミドルレンジシャープ " を採用し描画を高めている模様。「バッテリーパックMB-N10」を開発中であるアナウンスもしています。

Zレンズロードマップ

NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

  • 希望小売価格 \136,500(税別)
  • 発売時期 2018年9月下旬予定

NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

  • 希望小売価格 \114,000(税別)
  • 発売時期 2018年9月下旬予定

NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

  • 希望小売価格 \83,500(税別)
  • 発売時期 2018年10月下旬予定

マウントアダプター FTZ

  • 希望小売価格 \36,500(税別)
  • 発売時期 2018年9月下旬予定

NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct ※開発発表

現在開発中の「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」は、「S-Line」の最高峰に位置し、「ニコン Z マウントシステム」の新次元の光学性能を象徴する、ニコン史上最高の開放F値0.95、焦点距離58mmの標準単焦点マニュアルフォーカスレンズです。

1977年に発売された標準単焦点レンズ「AI Noct Nikkor 58mm F1.2」は、Nocturne(夜想曲)からその名をとったと言われ、「点が点に写るレンズ」と評されました。 現在開発中の「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」は、その設計思想を引き継ぎ、「Z マウント」とフランジバック16mmの組み合わせがもたらす高い設計自由度を活かして、究極の光学性能を追求しています。極めて明るい開放F値0.95がもたらす、高い解像力と美しいボケの連続性、卓越した点像再現性によって、かつて類を見ない、立体感あふれる描写性能を実現すべく、開発を進めています。 なお、発売時期・発売価格などの詳細は未定です。

ニコンは、本日発表の製品に続き、2019年以降フォトグラファーの創作意欲を刺激する魅力的で高性能なNIKKOR Z レンズのラインナップを順次拡充していきます。※プレスリリースより

" S-Line " は新たにNIKKOR Z レンズにおいて新たに設定されたグレードで今回発表された3本のレンズはS-Lineにあたり開発発表された「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」その最高峰にあたるとこと。

Zレンズロードマップ

  • S-Line NIKKOR Z 35mm f/1.8 S 2018年
  • S-Line NIKKOR Z 50mm f/1.8 S 2018年
  • S-Line NIKKOR Z 24-70mm f/4 S 2018年
  • S-Line NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct 2019年
  • S-Line 20mm f/1.8 2019年
  • S-Line 85mm f/1.8 2019年
  • S-Line 24-70mm f/2.8 2019年
  • S-Line 70-200mm f/2.8 2019年
  • S-Line 14-30mm f/4 2019年
  • S-Line 50mm f/1.2 2020年
  • S-Line 24mm f/1.8 2020年
  • S-Line 14-24mm f/2.8 2020年

すでに(開発)発表されたZレンズに関しては " NIKKOR Z " が付けられていて、予定しているレンズと区別している印象です。