ホーム > カメラニュース 2018 > ニコン「Zマウントは、今のところボディ内手ブレ補正(IBIS)だけで充分」

ニコン「Zマウントは、今のところボディ内手ブレ補正(IBIS)だけで充分」

Lesnumeriquesが、フォトキナ 2018 ニコン・インタビュー記事を掲載しました。「Z 7」と「Z 6」はボディ内手ブレ補正機構(IBIS)を搭載していますが、ボディとレンズの手ブレ補正が連動するシンクロ手ブレ補正に対応していません。将来的に対応する可能性は残しながらも「今のところボディ内手ブレ補正機構(IBIS)だけで充分と考えている。」とコメントしています。

パナソニックはDual.I.Sを採用しシンクロ手ブレ補正に対応していますが、ニコン Zマウント機はボディ内手ブレ補正機構(IBIS)のみです。特にシンクロ手ブレ補正は望遠レンズで便利です。ニコンはどのような方向性をお考えですか? ※意訳しています

  • 今後、明確にシンクロ手ブレ補正の必要性が出て来たら、それを考慮し開発する
  • しかし今のところボディ内手ブレ補正機構だけで充分と考えている

デュアルカードスロットの必要性は分かっているとし、顧客の声に耳を傾けるとのこと。あとバッテリーライフに関しては、プロから否定的なフィードバックは無かったとしならがも改善する余地があり効率化していく事も語っています。

ちなみにボディ内手ブレ補正のニコン公式表記は、製品ページを見る限り " カメラ内センサーシフト式VR " となっています。現時点で " VR " を採用したZマウントレンズはラインアップされていません。