ニコン AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRは、理想的な500mmレンズ
ePHOTOzineが、ニコンの超望遠FXフォーマット対応レンズ AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR レビューとサンプル画像を掲載しました。小型軽量で手ブレ補正効果も高く理想的で最も扱い易い小型軽量500mmレンズであると評価しています。
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRの長所
- 高いレベルのシャープネス
- 低いレベルに制御した歪曲
- 低いレベルに制御した色収差(CA)
- 控え目な周辺減光
- 小型軽量
- 効果的なVR ※CIPA規格準拠 4.0段分の効果
- メモリーリコール機能 (フォーカス作動設定スイッチ AF-L | MEMORY RECLL | AF-ON)
- 優れた防塵・防滴・防汚性能
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRの短所
- 高価な価格設定
- フレアが見受けられるが、画像編集ソフトで補正可能
- 低照度時AFが迷う
4.5星を獲得し " かなりお勧めレンズ " に選出しています。ニコン AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRは、スポーツや野生動物撮影に理想的な小型軽量500mmレンズである事を選出理由として挙げています。
小型軽量、(手ブレ補正機構)は効果的で、非常に品質が高く、もっとも扱い易い500mmレンズで強力なパッケージであると評価。500mmの焦点距離は三脚を使用してもわずかなブレが生じ最も解像度の高い写真を撮ろうと思うとテクニックが必要である事を説明し、手持ち撮影においてこのレンズのVRシステムは見事に被写体を捉え、成功率が大きく変わってくるとのこと。
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRは、かなりお勧めの超望遠レンズであると結論付けています。
MTFチャートを掲載していて…
- このレンズは、隅から隅まで一貫したシャープネスを実現
- 中央部・周辺部ともにF5.6~F16まで非常に良好、それ以上のF値はソフト描写になっていく
- F22~F32はカリカリ描写ではないが、被写界深度優先であれば使用可能
色収差(CA)チャートも掲載し、中央部・周辺部とも非常によく制御されていると評価しています。PF(位相フレネル)レンズを採用した事による効果が出ている模様。歪曲は+0.40% 糸巻型歪曲があり、望遠レンズとして見れば素晴らしい結果であると判断しています。
フレアに関しては、一般的な使い方では影響を受けなかったようですが、逆光時コントラスが低下する時があるそうです。周辺減光は問題になる事はなく、手ブレ補正(VR)に関しては効果的ではあるが、動きのある被写体ではシャッタースピードが必要になる事も指摘。全体的に素晴らしい性能を実現している評価しています。