ホーム > カメラニュース 2019 > ニコン「望遠系 Zレンズは、VR機構を搭載予定」

ニコン「望遠系 Zレンズは、VR機構を搭載予定」

日経 xTECH(クロステック)が、ニコンZシリーズ開発者インタビュー " 「動画のプロが認める精度と使い勝手を」、ニコンZ新レンズの隠れた進化 " を掲載しました。この中で望遠系 NIKKOR Zレンズには、VR機構を搭載予定である事を明らかにしています。

現在出荷済みのNIKKOR ZレンズにはVR機構が入っていません。しかし、今後発売される望遠系のレンズでは、VR機構を内蔵する予定です。※日経 xTECH ニコンZシリーズ開発者インタビューより

現在ラインアップ中のZマウントレンズ

  • NIKKOR Z 14-30mm f/4 S ※2019年4月発売予定
  • NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S ※2019年4月発売予定
  • NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
  • NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
  • NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Zマウントレンズロードマップ

  • NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct (2019年)
  • 24mm f/1.8 S (2019年)
  • 85mm f/1.8 S (2019年)
  • 70-200mm f/2.8 S (2019年)
  • 20mm f/1.8 S (2020年)
  • 50mm f/1.2 S (2020年)
  • 14-24mm f/2.8 S (2020年)

おそらく2019年に予定していると思われる " 70-200mm f/2.8 S " からVRが搭載されるのではないでしょうか。ニコンは先日 Zレンズに注がれた新技術を解説するプロモーションムービーを公開しています。この動画にはVR機構の解説はしていませんが、今後のVR機構を搭載した望遠系Zレンズが登場した時に、ZボディとZレンズおけるVR相乗効果をアピールしてくるのではないでしょうか。

先にボディ内手ブレ補正機構(IBIS)を搭載した機種を投入し後からVR機構を搭載したレンズ展開を計画するニコンと、最初からISを搭載したレンズを投入し後からボディ内手ブレ補正機構(IBIS)を計画しているキヤノンといった感じで、少なくともニコンはIBISの有無でボディの差別化はしない考えである事が伺えます。今後エントリークラス Zシリーズが登場した場合、IBISが搭載されてない可能性がありますが。※キヤノンは、海外インタビュー記事でボディ内手振れ補正機構を搭載した機種を計画している事を示唆しています