ニコン「Z7」「Z6」 RAW動画出力有償サービスを開始 新ファームウェアも公開
ニコンが、Zマウント フルサイズミラーレス機「Z 7」「Z 6」のRAW動画出力機能に対応させる有償サービス開始を告知しました。加えて両機種の新ファームウェアップデート Ver.2.20をリリースしソニー製 CFexpress カード(Type B)に対応しました。
- HDMIで接続した外部レコーダーに「4K UHD」「フルHD」12bit RAW動画出力が可能
以前からニコンが対応を告知していた機能で「Atomos Ninja V」へRAW動画出力が可能になりました。ちなみに「Ninja V」のファームウェアはVer.10.2以降であればニコンのRAW動画出力に対応しているとのこと。
やはり有償サービスで料金は " 33,000円(税込) " となっています。対応させるには、ニコン修理センターへ送付、もしくはニコンプラザ・サービスセンターへ持ち込む必要があり、RAW動画出力機能の有償設定サービス申し込み案内ページも用意されています。
「Z 7」「Z 6」新ファームウェアアップデート Ver.2.20
- Sony製 CFexpressカード(Type B)に対応
- 撮像範囲が[FX(36 × 24)]の場合にデモモードで撮影した画像を拡大表示すると、100%を越えた拡大率の時に表示画像の最下部に線状の色付きが出る現象を修正 ※Z6のみ
CFexpressカード対応も以前から予定していたファームウェアになります。ソニー製となっているので、ソニー製 CFexpressカードのみ対応という事でしょうか。他社製CFexpressカードの動作が気になるところ。
- Type A … 20×28×2.8mm / Gen3 1レーン / 1,000MB/s
- Type B … 38.5×29.8×3.8mm / Gen3 2レーン / 2,000MB/s
- Type C … 54×74×4.8mm / Gen3 4レーン / 4,000MB/s
ちなみにCFexpressカードは、 サイズ違いの Type A、Type B、Type Cが規格されていて、SDカードより小型の " Type A " が出てくれば、普及が早まりそうな予感。