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ニコン「Z50は、初めてミラーレスカメラを買う人が気負いなく使える」がコンセプト

ニコンが、技術力や開発者の想いを伝えるコンテンツ : ストーリーズを更新し「Z 50 技術が詰まった小さなミラーレス」を掲載しました。小型軽量ながらも求められる機能・性能をちゃんと提供できるカメラを目指し初めてミラーレスカメラを買う人が気負いなく使えるがコンセプトであると語っています。

Z50 + Z DXレンズ コンセプト : 手に取って使いやすさを 感じてもらいたいカメラ

  • 映像事業部 寄田直晶氏… 小型軽量でも「求められる機能・性能をちゃんと提供できるカメラ」を目指し、画質と基本性能にはこだわりました
  • 映像事業部 近康彦氏 … 「初めてミラーレスカメラを買う人が気負いなく使える」がコンセプトで、機能、使用感、強度を確保しながら、ギリギリまで小型化を進めました
  • 光学本部 清水邦彦氏 … レンズを軽くできるだけでなく、レンズの装着感にもこだわり、気軽に着脱できるよう配慮し、初めてミラーレスカメラを使う方にも、扱いやすく感じていただけると思っています

スマートフォン・ユーザーが手に取ってもらう事が " 必須条件 " とし小型軽量化しながらも、高い描画性能を維持しつつ使い心地を犠牲にする事なく仕上げたこだわりと想いが掲載されています。画質と基本性能は「従来の一眼レフのミドルレンジモデルに負けてはいません。」とコメント。※以前から性能的には " D7xxx " ラインと同等と言われていました。

ボディとレンズ開発時のこだわりを丁寧に語っているので、より「Z 50」の理解が深まるのではないでしょうか。

Z DXレンズのマウント部分は、金属マウントではなくエンジニアリングプラスチックを採用していますが、レンズの軽量化と初心者でも気軽に着脱できる配慮の模様。「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」は沈胴機構だけに光の入り込み対策が大変だったエピソード語っています。

大口径マウントは小型化に不利である事を明らかにしながらも、どのように小型軽量設計ボディを実現したかも興味深い内容となっています。

「Z 50」の国内販売状況は好調な滑り出しで、今後さらなるエントリー機や上級機の登場に期待したいところです。すでに「Z30とZ70 (仮名)」噂されており、EVF非搭載のエントリー機とDXミラーレス版D500になるのかな~と個人的に想像してしまいます。