ニコン 2020年3月期 連結営業利益見通し 70%減に下方修正する事を発表
ニコンは5月28日(木)に2020年3月期 決算発表を控えていますが、決算発表に先駆けて前回の連結営業利益見通しを70%減に下方修正する事を発表しました。
前回発表した予想
- 売上収益 … 6200億円
- 営業利益 … 200億円
- 純利益 … 170億円
今回発表した修正予想
- 売上収益 … 5910億円 (-290億円 / -4.7%)
- 営業利益 … 60億円 (-140億円 / -70%)
- 純利益 … 70億円 (-100億円 / -58.8%)
プレスリリースに業績予想修正の理由が掲載されており、やはりCOVID-19の影響が大きい事が伺えます。FPD露光装置の据付作業が計画通り実施できなかった事を挙げていますが、ブルームバーグの記事では " 映像や産業機器で減損 " と報じています。
4月に行われたキヤノンの決算で大幅減収が明らかになり話題になりましたが、ニコンの決算もかなり厳しいものに事が予想されます。5月に予定しているカメラメーカーの決算発表は…
- ソニー 2019年度業績説明会 … 5月13日(水)
- パナソニック 2019年度年間決算(連結・単独) … 5月18日(月)
- ソニー 経営方針説明会 … 5月19日(火)
- 富士フイルム 2020年3月期 … 5月22日(金)
- ニコン 2020年3月期 … 5月28日(木)
- オリンパス 2020年3月期 … 5月29日(金)
ニコンは5月28日(火)に開催予定。「D6」や「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」の発売に動きがありそうな感じで、今後の方向性や戦略も示唆する可能性があります。